カウンター

2013年1月31日木曜日

断捨離?

何を思ったのか、娘が昨日から部屋の片付けを始めました。
「物がいっぱいになりすぎて、思い切って大胆に捨てることにした。」
「断捨離! 断捨離!」
「未来に繋がらないものは断つ」
「思い出のある物は、データーで残す」

出てくる。出てくる。
小学校の頃に友人と作った雑誌の原稿。
交換ノートにお絵かき帳。
たくさんの写真。
途中で完成していない粘土。
参考書にもう読まない本。
捨てられなかった古い洋服。
何か作ろうと思って残していた洋服生地。
綺麗な紙箱。包装紙。
その他もろもろ。いろいろ。

横で見ていて、
「うわぁ。なつかしい」
「ええっ、捨ててしまうの?」
「もったいなぁい」
「捨てるなら、お母さんがもらうわ。」
「そのノート、メモに使えるよ」(娘の部屋から私の部屋へ移動・・・)

そして、
それでも、捨てられないものがやっぱりたくさん。

 高校の時作ったリュック


アップ


少し渋め赤のトレーナーで作ったリュック。
ハート型で5本指の手のような耳がだらーんと長く下がっています。
顔を刺繍。
なんともいえない愛嬌があって、「不思議ちゃん」の出来上がり。
高校の美術部で映画制作した時の小道具のリュック。オリジナルデザイン。

いくらなんでも、これを背負って出歩くには今では勇気いる。(高校時代は結構平気だった・・)
でも、さすがにこれは愛着があって捨てられない。

そういった物たちが、結局押し入れの中に逆戻りしていました。



本人が捨てられなくて迷っている時、「 断捨離」の最大の敵は、私の「もったいない」かも・・・。
昨年末の大掃除で少しだけ作った私の部屋の空きスペース が、しっかり埋まってしまいました。
 

2013年1月30日水曜日

ふくら雀




まん丸に太った雀が10羽ぐらいざくろの木に止まっていました。
携帯のカメラを向けると、サッと飛び立って、1羽だけ(赤矢印)かろうじて撮れました。
遠くてぼやけていてわかりませんね。


 枯れた青紫蘇のところにも数羽。
(こちらも1羽のみしか写真が撮れない)




小さい画像を無理やりアップ・・。
ふっくら太っているのがわかるかなぁ。
丸いすずめが枯れた冬木の残った実や草を一生懸命食べているのは可愛い。
それが群れになっているのはちょっと壮観でした。
「鳥の成る木」 みたい。
気づかないうちに、いろいろな鳥が来ているのかも・・・。
邪魔しないから逃げないでいてくれたらうれしいんだけれどなぁ。

2013年1月28日月曜日

雪・・影・・

早朝、ズズゥッ・・・ドドッ・・屋根雪がすべる音で目が覚めました。
この冬一番の降雪量。

以前にも書きましたが、我が家の屋根は 少し傾斜がきつい三角屋根で、雪が降ると玄関先にドカドカ落ちます。

それで、ついつい撮ってしまうのが下。「雪かきがんばったゾ」写真。

 左が雪かき前で右が雪かき後

朝の5時。
まだ外は暗い。
2日前の降り始めは軽くてふわふわで、「綺麗」なんてまだまだ暢気なこと言っていましたが、屋根から落ちてきた雪は重くて、「うわぁー・・」憂鬱・・・。
重い雪を少しずつママさんダンプでどかして、(ママさんダンプって言っていますが、スノーダンプです) デッキの右手に小さい雪山が出来ています。

駐車場の方も雪かきしなければ、朝、車が出れない・・・。

なんて思いながら、やっぱり人が踏んでいない雪は綺麗で、写真をパチリ。
「暗い中、白い雪にうつる影がおもしろくて、少しだけ遊んでしまいました。



 スコップの影



 標識の影・私の影

ブログを始めてから、「何かネタないかなぁ」って、周りのものに視線を向けるようになりました。
毎日人と会っていろんな出来事があって、というお仕事ではなく、日々、部屋にこもって机の前でのお仕事なので、本当に変化に乏しい生活です。

着物も仕上がりまで時間がかかるので、なかなか写真をアップできないし、依頼された着物に関しては、載せることもできなかったりします。 
(最近、着物の写真が少ないですが、ちゃんとお仕事しています・・いいわけ・・・)

今回、雪ネタを引きずってしまいました。
写真に撮るって視点がなければ、「雪かき、憂鬱」「ああ、疲れた」で終わっていたと思います。

何気ない日常に、以外に綺麗な物・楽しいことが隠れているのかも。
四角い枠に切り取ると、思いがけないものが見えてくるかも。

なんて・・・、そうならいいなぁ。
いろいろ理屈っぽくなりましたが、白い雪の上の影は本体よりも存在感があったりして・・。

2013年1月26日土曜日

朝起きると・・・。そして、性格の違い

もう1日、雪の話題。

朝起きると、綺麗な白。
風が強くて、軒下まで雪が積もって一面まっ白。


 玄関前

外開きの玄関がちょっと開きにくい。
力を入れて押すと、雪が10cm強均一に積もっていました。
写真下の方、左端が玄関で、扉の跡が四角く雪を押しています。
真っ白な雪の上に一番に足跡をつける・・・。 (パジャマにスリッパの娘)



 朝の早い時間に一番に足跡をつけたのは、誰だろう。
犬の散歩?


 車も雪だるま

この後、雪の量が増えたわけではないけれど、気温が上がらず、道路の融雪で融けた水をかぶった草花がつらら状態で凍っていました。
雪の下も凍ってツルツル。

寒い朝・・
ちょっと早く起きた娘と、ホットケーキミックスを少し牛乳多めで溶いて、パンケーキ風に焼きました。



 ホットケーキって、すごーく弱火でじっくりゆっくり焼くと綺麗にできあがりますね。

写真左が娘が焼いたホットケーキ。
写真右が私が焼いたホットケーキ。

実は、私は、この弱火でじっくりゆっくりが苦手。
少量をフライパンの真ん中に置いて、弱火で焼けば綺麗に出来上がるのに、せっかちで待てないんです。手早く一気に集中してしまいたい。
ついつい、時間短縮で中火にしてしまい、フライパン真ん中しか使わないのがもったいなくて、横に並べてもう一枚。もう1枚入るかなぁって、無理に3枚焼いたりして、いびつな形になってしまいます。
周りをいじったり何度も裏返したり、 その結果が右。

娘は何につけてもこだわり派。
綺麗な形にするためなら、いくらでも時間をかけて、火が通るまで触らない。
のんびりのんびり、自分のペースでしか動かない。
触らずに、10分以上かけて、まん丸で色が綺麗なホットケーキにうっとり。鼻高々。「どうや!」




最後の仕上げに、冷凍ラズベリーを載せて、練乳かけて、おいしい紅茶をゆっくり入れて、
朝ごはんしていました。
娘のマイペースのんびりは、お父さん似?

焼きあがったのは、半分ずつ息子が食べて、
「左が姉ちゃんで、右が母さんやろ」
「姉ちゃん、 きれいに焼くなぁ。でも、味おんなじや。」

私「そうやろぅ・・・」 
 
息子の雑さは、どうも、私似?・・・ちょっと複雑・・・

2013年1月25日金曜日

白い形

今日から北陸は雪マークです。
関西に住む友人が「雪かき 知らない」って言っていたので、今日は雪の話題にしました。

冬の寒い時期と真夏の暑い時期は、我が家の庭はほとんど放置状態。
今日昼頃の降り初めの雪は、細かい乾いたパウダースノーで、久しぶりに庭を覗いてみると、うっすら綺麗な白い形が出来上がっていました。

白い下が何の葉か、花のような形が新鮮で可愛い。

 アオキと南天


 千両と万両(たぶん)

 躑躅(つつじ)とつわぶき


北陸人には冬の雪はなじみすぎていて、なんら新鮮な画像ではないですが、所変われば新鮮かも・・・

 家の前の道路・・融雪装置

まだそんなに雪が積もっているわけではありませんが、道路の融雪です。
断続的に中央の白線横あたりから水が出ていて、道の雪を溶かします。


 我が家の雪かき道具

左が「ママさんダンプ」で、雪を運びます。
右2本がスコップ。
形・大きさは他にもいろいろ 。

金沢に来て驚いたこと。
スコップとシャベルの呼び方が大阪と金沢で逆なんです。
大阪では、子供がお砂場で使う小さいのがスコップで、上の写真はシャベルと呼びます。
金沢では、子供が使う小さい方がシャベルで、大きい方がスコップ。
どうやら、東日本と西日本で呼び方が逆らしいです。
詳しくはこちら  http://www.yukawanet.com/archives/4321328.html





夕刊の天気予報 雪だるまマーク(北國新聞)

この夕刊の雪だるまマークは全国共通?
新聞によって違うのかな? ちっとも珍しくないかもしれないけれど・・・

今晩は大雪になるかなぁ。
1週間、ずっと雪だるまです。
朝から強風で、寒い・・・。

2013年1月22日火曜日

センター試験

大学入試のセンター試験が終わって2日たちました。
一浪中の息子は去年に続いて緊張した2日間でした。

金沢は例年、成人式もセンター試験も雪の悪天候が多く、今年もどちらも雪空。
(成人式の方は東京よりもましだったかも・・)

息子のセンター試験会場は、金沢大学角間キャンパス。
少しだけ山手にあります。
前日の18日に、試験会場の下見に車で行くと、ちょっとだけ圧雪状態。
雪道は融雪があまり充分でなくて、スノータイヤ(当然ですが)でもすべりそうで、ゆっくり恐々の運転でした。
19日は雪がまだ積もった状態で、20日になると少し融け始めていました。

肝腎の試験は、微妙なところかな。
去年よりも余裕の表情で帰ってきたのですが、昨日自己採点したら、本人が思っていたよりも低かったようで、まあまあ良くも悪くもなく、実力のままのようです。
(去年に比べて、ずぶとくなったというか成長したというか、・・・)
とりあえず第一段階が終わってホッとしています。

これから1~2ヶ月、どうなるのかわかりませんが、4月に笑っていられることを望むだけです。

道路の雪もすっかり消えて、昨日の夜から雨でした。
寒い一日で、灰色の空も少し憂鬱。
特に何もない1日。
少し皆風邪気味なのが気になります。(またまた私一人元気?)


今日は画像も特にないので、今日届いたちょっとデザインの素敵なDM葉書を載せます。


古い木材を使った箱かな?
なんだか顔みたいで、存在感あるなぁ。

kurumidoくるみどブログ http://blogs.yahoo.co.jp/kurumido1112nmk

2013年1月21日月曜日

キリン堂のカード 

たぶん全国チェーン店だと思うのですが、石川県にあるドラッグストアーのキリン堂。
ちょっとした薬や雑貨、食料品等、近くにあるのでよく行きます。
買物するたびにカードを出して、ポイントが貯まればカードが500円の商品券になる。よくあるポイントカードです。
キリン堂のカードには、ビンゴゲームがついていて、縦横同じマークがそろうと、商品券の金額が数倍になります。

あまり懸賞とかゲームとか当たらないのに、今回はめずらしく、ビンゴになりました。


 ちょっとすごいでしょう。

 見せびらかしたいのでビンゴ部分をアップ


7の数字が並べば、5倍。
ハートが並べば、3倍。
それ以外のマークで、2倍。

私のカードは、7が2列にハートが1列。5倍・5倍・3倍で、13倍だそうです。
500円のカードが13倍の6500円。
ビンゴ!オオアタリ 13バイ
すっ、すごい。

レジのお姉さんも、「13倍は見たことないですねぇ」って言っていて、
後ろに並んでいたお客さんも「どれどれ」「すごい」って、
ちょっとレジ前で盛り上がりました。

もちろん、家に帰ってきて、子供たちに自慢。見せびらかして・・・どうだ・・・。


「キリン堂で6500円、何買うの?高級(?)化粧品とか、高いシャンプーとかいいよね」 と、娘に言われ、
「ラッキーなんだからなんでも買ってあげるよ」って、言ったものの・・・・

6500円の使い道、 実は・・・お米買って、洗剤買って、シャンプーやら、猫えさやら、・・・・嗜好品にはまったく気が回らなかったので・・・、 内心苦笑。
あぁあ・・・究極の庶民だぁ。・・・

でも、「当たり」って、やっぱり楽しいよね。

 

2013年1月20日日曜日

またまた吉田修一さん 乙嫁語り5

一昨日・昨日と家中のパソコンが繋がらなくなり、皆大慌てでした。
最近仕事が忙しくてお疲れ気味の相方に見てもらったところ、ルーターの故障?だそうです。
手持ちの古いルーターに付け替えて応急処置し、今新しいのを買いに行きました。
機械に詳しい人で本当に助かっています。
機械音痴の私はあたふたするばかりで、もし一人で対処しなければならなくなったらと思うとちょっと不安。かなりダメ。
とりあえず、できる人が傍にいることで感謝と、出来ない問題は先延ばしでいいかなぁって思考停止。

最近の読書は吉田修一さん一色で、 今回読み終えた本はこちら。

 「平成猿蟹合戦図」
吉田修一 著
朝日出版社版  2011年初版

この本の装丁も結構気に入りました。

 本のジャケット(カバー)



 本体の表紙・見返し部分

表紙と見返し部分を並べたのでちょっと画像が小さくなりました。
左が表紙裏と見返し部分。(表紙絵の続きが印刷されています。
中が本の表紙。
右が裏表紙の裏と見返し部分(本の裏表紙に少しかけて繋がっています。)


 タイトル部分の中表紙



カバーをはずすと、中までそれとなく柄が繋がっている・・。
小説も、主役が次から次へと代り、戻り、繋がり、広がります。
この本のデザインが、話の内容にとっても合っていて、その上、色の薄さ軽やかさもピッタリ。


カパー装画  横山裕一(イースト・ブレス)
ブックデザイン  祖父江慎 + コズフィッシュ

 本の名称はこちらを参考に
http://www.library.pref.osaka.jp/nakato/osaka/book_bui.html



さて、この本の読後感は・・

この作者、本当に人の描写が軽くてうまいなぁって思います。
作風もいろいろ変化する。
これは登場人物が多くて、それぞれの人間模様絵巻のようです。

人間が入り組んでいて、ストーリーなり人物紹介なりしてしまうと、ネタばれのようになってしまいます。
最後の方の台詞をちょっと抜書きしますと、

「私、思うんです。人を騙す人間にも、その人間なりの理屈があるんだろうって。だから平気で人を騙せるんだろうって。結局、人を騙せる人間は自分のことを正しいと思える人なんです。逆に騙される方は、自分が本当に正しいのかといつも疑うことができる人間なんです。本来ならそっちの方が人として正しいと思うんです。でも、自分のことを疑う人間を、今の世の中は簡単に見捨てます。すぐに足を掬われるんです。正しいと言い張る者だけが正しいんだと勘違いしてるんです」
・・・中略・・・
 自分が正しいのだと言い切る者が勝つ。・・・略・・・どちらがより大きな声で「自分は正しいんだ!」といえるか、ただそれだけのことだ。そして最後まで大声で叫び続けられた者が勝つ。
  自分に言い聞かせるように夕子はそう心の中で呟いた。本当にそれが正しいと自分で思っているのか、疑うのは今じゃないと言い聞かせた。

これは、最後の方で登場人物が選挙に立候補した部分です。(本文479~480ページ)

勝ち負けや行動を起こす時ってこんな感じあるよなぁ。って、共感してしまいました。(もちろん、あてはまらない場合も多いのですが、)


楽しく読めて、人が好きになる(?)小説です。




そして、作者の世界観にどっぷりはまってしまった漫画。「乙嫁語り」



「乙嫁語り」5
森 薫 著
ビームコミックス

この巻は中央アジアの結婚式が描かれています。
市場での値切り・やり取り。羊のさばき方。(生ある者を敬意を持って食べつくす)
大人から子供へ受け継がれる風習。
鷹(空飛ぶ者)への敬意。

おもしろい。

 

2013年1月17日木曜日

着物の髪飾り

成人式前後のこの時期、よく振袖姿の画像を検索します。
新成人はどんな振袖を着ているのかな。
どんな地色が多いかな?似合うかな?
帯結びや髪型は?


娘の成人式は2年前でした。
振袖はその2~3年前に作っていたので、ゆっくりと好きな小物を集めました。
帯締め・帯揚げ等はあまり迷わずに決まりましたが、困ったのが髪飾り。

髪型は皆いろいろ。
たくさんの写真を見ていると、飾り立てた凝った髪型よりもすっきりシンプルなものの方に目が行きます。
可愛いなぁと思うのが、ショートカットだったり、きっちり編みこみだったり。
盛り上げたり、ふわふわだったり、垂れ下がっていたりはあまり好みじゃないようです。

髪飾りも気に入ったものはなかなかみつかりませんでした。
つまみ細工や、垂れ下がるタイプ。色々飾りがついていたり、値段も結構高い。
いろいろ迷った結果、アートフラワー(造花)をUピンや櫛につけた飾りにしました。



 赤と白の椿  白の小さめ薔薇



 以前にも紹介したかもしれませんが
上が娘
下が娘の美人さんのお友達Hちゃん

写真館で前撮りしてもらった写真です。(ポーズとってる・・)
無断で写真を載せているので顔は隠しました。(下手な加工でごめんなさい)
髪型はシンプルだけれど、充分可愛いと思うのですが、どうでしょう。


ちょっと渋い色だけれど、丁寧な作りの薔薇

この花はまだ髪飾りに加工していないのですが、アンティークレースやリボンと組み合わせてヘッドドレス作るのもいいかも。(ヘッドドレスなるものがどんなものかよくわかっていないのですが・・)
時間のある時に作ろうと思ってそのままになっています。



 七五三の時も髪飾りに気に入ったのがなくて、手作りしました。


縮緬の生地で本を見ながら、梅のつまみ細工を作り、Uピンにつけました。(左)
右は前からの写真で、手作りの赤いリボンを上につけています。

ご近所の親しい美容院で着付けしてもらいました。
髪もきっちり編みこんで、編みこんだ先をみつあみにして垂らしています。
赤いリボンがはいからさんみたいでした。

この時の髪飾りは妹の娘が気に入って使ってくれて、そのままあげてしまったので、手元には残っていません。

ヘアースタイルや髪飾りや、もっといろんなイメージが持てれば、バリエーションある素敵な物が出来そうに思うのですが、お洒落感覚乏しいのでレパートリーが少ない。

素敵な画像があれば、是非教えてください。





2013年1月15日火曜日

昔のマフラー・ショール

今日、大阪の母から荷物が届きました。
中身はマフラー・ショール 等多数。

母の友人が箪笥の整理をしていたら、30~40年ほど前のまだ使われていないマフラーやショールがいっぱい出てきたそうです。
「自分は高齢で、使ってくれる人もいないので捨てる」というのをもったいないから貰ったと言っていました。

ウールのマフラー3枚(巾30cmぐらい)

しっかりしたウール100%生地で、最近にない(あるのかな?)ちょっと昭和的な色使いのチェック2枚。(ブルー系と緑系・・いい色だ)
煉瓦色1枚。(この色も大好き)
最近のマフラーに比べて少し長さが短め 。





 大判のショール3枚(巾70~90cm)

上2枚は薄めの大判ショール。
左は多色使いのエスニックな柄。これが複雑な光沢を見せて、布地で見るよりも顔にあててみる方がすごくお洒落。
右は臙脂色。(いい色) 肌触りがアンゴラのよう。
どちらも柔らかく気持ちいい。
下は透け感のあるペーズリー柄の黒地。これ、洋服でもいいけれど着物にも使えそう。
3枚共に長さも巾も本当に長く薄く柔らかいので、いろいろな使い方ができそう。



 毛布のような厚手マント

これは、分厚くて重い。
色柄は素敵なのですが、ロングコートのような長さがあって引きずりそう。



 マフラーつきラムウールのポンチョ

ポンチョって少しなつかしい気がするのですが、今また流行ってる(?)
最近の流行が懐古的な気がするので、古くさく感じないのですが、どうでしょう。
円形のデザインが可愛い。

この質の良いショールの山に、娘は大喜び。
舞い上がっていました。
せっかく送ってもらったのだから、娘の友人と わけて大事に使わせてもらえばいいね。




2013年1月14日月曜日

能登の塩 ディズニーランドのおみやげ


能登(珠洲)の手作り塩をいただきました。
ちょっとなめてみると、しょっぱい。(あたりまえですが)
海の味がします。
塩辛いのですが柔らかい。
「ハーブじお」の方は、バジル・黒胡椒・オレガノ・パセリが混ざっています。
香辛料がおいしい。

奥能登揚げ浜塩 
 http://www.notostyle.jp/index.php?id=770&listid=93


 もう一つ、ディズニーランド土産のチェシャ猫マグカップ。


「不思議の国のアリス」のに出てくるキャラクター「チェシャ猫」
 カップの持ち手が、チェシャ猫のしっぽになっています。
尻尾の先が丸く大きい。

こういう形ってすくに飽きるし持ちにくいのになぁって 思うのですが、使ってみると思いの外楽しい。

普通に持つのでなくて、尻尾の先の丸い部分を「ガバッ」とつかむようにするとすごく安定感があります。(手の形になじむ)
右手に持って口元に持っていくと、目の前でチェシャ猫がにまぁ。
見上げられているようで、思わずこちらもにまぁとしてしまいます。

見た目よりもよく考えられた デザインです。




2013年1月13日日曜日

成人式

金沢市は昨日・今日と成人式が行われたようです。
車を運転していると、振袖姿の女の子をちらほら見かけました。

インクジェットプリントのレンタル振袖が多いですね。
着物を作っている私としては、若い人に質のいい絹を着て欲しいなぁと思いますが、1日のために高い着物を購入するのは考えてしまいます。(よくよくわかる)
レンタルでも、借りて着付けして写真を撮ってと、結構な出費だから大変です。
レンタルでもなんでも、やっぱり若い子の着物姿は楽しい。

今日は羽織袴の男の子集団を見ました。
各会場で必ずいる、ちょっとやんちゃな袴姿。
今日見た男の子たちは、銀鼠の袴に、それぞれ黄色・橙・赤(濃いピンク?)・紫・ブルー・銀色(緑もいたかな?)の6~7人。
色とりどりのてかてか光る鮮やか羽織でした。
○○レンジャー?・・・
並んで信号横断しているのを見ると、思わず笑ってしまいました。(若いなぁ。元気いっぱいのオーラが出ている)
ネタじゃなくて、コスプレじゃなくて、どっしりした羽織袴の男の子はなかなか見ませんね。

来年、息子が成人式です。
「羽織袴、着んか?」って、ニヤニヤ言ったら、
「ぜってぇ、嫌。悪目立ち嫌。」って言っていました。
すぐにてかてかのコスプレ想像するところ、羽織袴が盛装ってイメージないようですね。
かっこいいんだけれどなぁ。
家に男物の羽織袴ないから、出費しなくていいのですが・・・ちょっと見たい気もあり・・・。

2013年1月12日土曜日

刺繍の半襟

「今年も福袋を買わなかったし」って理由つけて、お正月の金銭感覚でどさくさにまぎれて、刺繍の半襟を買ってしまいました。
最近、ついつい欲しいものが目に付いていろいろ買ってしまっているので、どうしようか迷ったのですが、これはきっと次につながると思ったので。(欲しいだけなのですが・・・)




八重の梅にツボたれ柄です。
写真よりもう少し柔らかいピンク。

刺繍をされた方は、カルチャースクールで習っただけだと言われていましたが、とても丁寧な手仕事で色使いも優しい配色です。

刺繍半襟 おかいこさん
http://chogakpo.shop-pro.jp/

刺繍の半襟は大好きで見ているだけで満足してしまいます。
配色が微妙に好みと違ったり、仕事が雑だなぁと思ったり、なかなか好みのものには出会えません。
手仕事はどうしても値段が高くなるし・・・。(自分の仕事もそうですが・・・)

この半襟は私が使うには少し派手ですが、振袖に使ったら綺麗だろうなぁ。


以前から刺繍やアップリケには興味があって、染めと組み合わせて使えないかと思っていました。
京友禅は仕上げに刺繍や金彩を使いますが、加賀友禅は、染めのみで仕上げています。
おそらく作家が全工程に関わって、「自作」の印の落款をつけるためだと思われます。
刺繍など他の人の手が加わると加賀友禅証紙貼ってもらえないかもしれません。(?)

刺繍の技術的なことはわからないので、どのような形で染めに刺繍できるか、出来上がりのイメージがわきませんが、今年は、是非試してみたいと思っています。
できたらいいなぁ。また素敵な出会いになればいいなぁ。




2013年1月11日金曜日

「長崎乱楽坂」 吉田修一

1月11日、今日は鏡開きです。
例年、お餅を焼いておぜんざいを作っていますが、今年は鏡開きを待たず7日の日におぜんざいを食べてしまいました。
7日の七草粥も作らなかったし、ちょっといつもと違う年の始まり。

去年から引き続き、吉田修一さん三昧です。
私の読書はとても偏っていて、気になる作者は全部読まなければ気がすまない。
古本屋さんで、いっぱい買いだめしました。



「長崎乱楽坂(ながさきらんらくざか)」 吉田修一
新潮文庫

 ・・・・・・・(前略)・・・・・・・
湾の見える町に根を下ろす、昭和後期の地方侠家の栄光と没落のなかに、繊細な心の成長を追う力作長編    (背表紙解説より)


やくざの家に出入りする男たち (女)を、その家の子供の視点から描かれています。
6話からなっていて、話を重ねるごとに、主人公の駿は成長していきます。
1話 語り手 駿7歳。小学1年。弟悠太はまだ赤ん坊。
2話 小学5年。
3話 中学1年。
4話 中学3年。
5話 高校2年で中退し、1年アルバイト。
6話 最後の6話で弟の悠太が語り手になる。悠太 大学生。
 

任侠の世界って、最近ドラマや映画でも少なくなっている気がします。
私の子供の頃は、「清水の次郎長」って定期的にドラマ映画化されていた気がしますが、今の子供たちは知らないですね。
12月14日毎年テレビは赤穂浪士の討ち入りが恒例だったけれど、それも定番ではなくなってしまいました。
だいたい、「清水の次郎長」って江戸の暴力団で、赤穂浪士は幕府の謀反集団ですよね。
文字にするとみもふたもなくなりますが、愛され親しまれてきた話です。

この本は、任侠の男たちがとてもなまめかしく、刺青が美しい。
映像を想像すれば、暑い夏にもろ肌脱いだ刺青がたくさん並んで酒盛りする姿なんて、恐ろしいだけなのに。

最近ドラマで「ダブルフェイス」を見ました。
「ダブルフェイス」 http://www.tbs.co.jp/double-face2012/
西島秀俊(潜入捜査編)と香川照之(偽装警察編)のダブル主演で、暴力団に潜入した刑事と、刑事になったやくざの話です。
このドラマも刺青が色っぽい。

どうも話があちこち飛んでまとまりませんが、「長崎乱楽坂」も「ダブルフェイス」もとても面白かったです。



 最近いただいたお菓子

 ガトー・フェスタ・ハラダ のガトーラスク「王様のおやつグーテ・デ・ロワ」
バターがたっぷりきいて、サクサクおいしいラスクでした。

お洒落なお菓子や食べ物はあまり詳しくないのですが、 いろいろ知っていれば、ちょっとした手土産に喜ばれますよね。
老舗であるとか有名であるとかではなくて、「美味」に詳しいちょっとお洒落な人はうらやましいなぁ。

2013年1月8日火曜日

松 そして、ヨナの災難

昨年末、大阪のお寺で、とても手入れされた松を見ました。

友禅の図柄のような松


老松 の柄

若松 の柄

 松葉の柄


図案化された老松柄ですが、こうして実物と比較してみると、綺麗に特徴とらえています。
古典柄って、やっぱりすごい。


 大阪に行く時、金沢百番街のお土産店をのぞいていたら、上生菓子が目に付いて、一口だけお土産に。(金沢うら田 の生菓子)


お菓子の名称、正確には覚えていないのですが、
上左から、梅・亀甲・笹 
下左から、松・鶴・干支の巳

和菓子のデザインも素敵です。
食べるのがもったいない。


ちょっと話題は変わって、

1月3日に、大きな音に驚いた猫が部屋の中でパニックになり、2匹とも階段を全速力で3~4往復しました。
すごい勢いで、抑えようとしてもふぅふぅうなり声を上げて、触らせてくれません。
少しパニックが おさまってからよくよく走った跡を見ると、血が点々と・・・。
どうやら、爪を出したまま走ったらしく、黒猫のヨナちゃんの爪がはがれてしまったようです。

昨日7日まで、部屋のすみっこで丸くなっていて動こうとしません。
ご飯はしっかり食べるのですが、警戒モード。
ピリピリして触らせない。近寄らせない。
 
今日やっと普通の顔をしてのそのそ出てきたので、猫キャリーに入れて、獣医さんに行きました。
後ろ足、右が3本爪がはがれていて、左が2本深爪のような状態になっていました。
化膿止めの注射をうたれて、情けない声。

「化膿しなければ、爪は時間がたてば元に戻ります。」
・・・ホッとしました。
「でも、体重また増えていますね。ダイエットしなくっちゃね」
・・・7.85㎏
爪を戻すより、体重を戻す方が難しそう・・。 猫も人間も・・・

明日から化膿止めの飲み薬が出たけれど、うまく飲ませることができるかなぁ?

 

2013年1月7日月曜日

「八重の桜」

歴史の中で一番好きなのは、
ずっと飛鳥から奈良時代、(それから平安時代)でした。
昔のことで記録に残っている部分が少なく、学生時代は覚えることが少ないことも一つの理由です。
京都より奈良の大らかさが好きで、仏像もお寺巡りも好きでした。

以前にも書いたかもしれませんが、最近は、幕末から明治維新の価値観の大きすぎる変化が何よりも魅かれます。

今年の大河ドラマは、新島八重の視点からの幕末・維新。
女の人が主人公の歴史物は、えてしてホームドラマ的になっている事が多いので、「どうかなぁ?」って、思っていました。

第一回を見て、「やっぱり、この時代、面白い。」

昨日の放送分は、私が生れる約100年前です。
たったの100年ですよ。(今から150年になりますが・・)
たったの100年で、これだけの生活の変化。価値観の変化。
激動の時代って言葉ではまだまだ足りないです。

「ならぬことはならぬのです」
これ、キャッチフレーズとして使われるのかなぁ。
この言葉、実は、現代人が一番欲している言葉かもしれません。
価値観が多様化して、情報が錯綜して、今は「絶対ダメ」って断言できなくなっている気がします。
ゆるぎない価値観が自分の行動の底辺にある人と、ない人と、潔さもちがってくるでしょう。(精神的な強さも)
私は、子供を育てる時に、道徳的・倫理的、日常生活の「良い・悪い」をしっかり教えてきたのか・・、まったく自信がありません。「わからんけれど、ま、いいか」でしたから・・。

戊辰戦争は、痛々しい戦いです。
その後の、江戸の武士の価値観から、明治の価値観への大きな短期の変遷。
やっぱり、この時代はおもしろく、ドラマも楽しみです。

2013年1月4日金曜日

2013年 平成25年

あけましておめでとうございます
今年もよろしくお願いいたします。


2013年(平成25年)はどんな年になるでしょう。
穏やかな年になりますように。
健康に過ごせますように。
そして、
楽しい出来事や素敵な出会いがたくさんありますように。

毎年、思いは変わらないかもしれません。


今日は新年らしく、「松」の画像を載せようと思ったのですが、どういうわけか画像添付がうまくいきません。(添付画面がいつもと違う)
パソコン指南役の娘は只今留守(旅行中)で、いつ帰ってくるかわからない・・・。
困ったなぁ・・・。
とりあえず今日は新年のご挨拶だけで、
年明け早々のトラブル、やっぱり今年もいろいろありそうな
心から、穏やかな年でありますように。