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2014年5月29日木曜日

染帯 「薔薇」

若い人の感性で作った帯 その3
薔薇の柄



 

 太鼓柄


 帯を締めた時の後姿




 前柄




前 締め方により二通りの柄が出せる
ワンポイント


今回の指定は

地色は綺麗なローズ色
花の色は真っ白
一目で薔薇ってわかる薔薇らしい薔薇

薔薇らしい薔薇って、どんなのだろう。
薔薇ってすごく種類多いですね。

私の好みは、中がくしゃくしゃってしたイングリッシュローズ(?名前違ったかも・・)
ぽこっと丸い形のオールドローズ(アンティークローズ? こちらも名前違うかも・・)
好きだけれど、どちらも「薔薇らしい薔薇」ではなさそう。

とのあえず、薔薇に見えますよね?
 




2014年5月28日水曜日

染帯 「パプリカ」

若い人の感性で作った染帯その2 「パプリカ」

 太鼓柄


 帯を締めた後姿はこんな感じ



 前柄




 横半分に折って仕立てるので2通りの柄が出せます

ちょっと前柄の画像が黄色くなってしまった。
上2枚が近い


地色は鮮やかな赤みのオレンジで、綺麗な黄色いパプリカ  葉っぱつき(葉は彩度落として)

ボタニカルアートって最近よく聞く気がするけれど、流行っている?

少し調べてみると・・

ボタニカルbotanical  植物学的
ボタニカルアート 植物学的な絵画 植物図鑑の絵
 
4つの約束事
1 実物大に描く
2 背景を描かない
3 人工的な物(植木鉢・花瓶など)を描かない
4 植物の持つ特性を変えない

全然ボタニカルアートではない中途半端な写実になったかなぁ?


2014年5月27日火曜日

染帯 「ステンドグラス」

1か月ほど前に染め上った帯3本。
若い人の依頼で、かなり具体的なイメージをいただいて作ったものです。
順番に記録しておきます。

まずは、ステンドグラス柄


 太鼓柄


帯を締めた時の後姿は

こんな感じでたれ先が無地になります

 


 前柄


横 真ん中で 半分に折り仕立てるので、



 二通りの柄が出ます


 生地は、横線の入った変わり織紬
横線の部分が夏着物の紗のように透けた感じ
さくっとした紬なので光沢なく 、写真より柔らかい感じです。

地色はほとんど黒に近い墨色
黒い中に光が当たってキラキラ光るステンドグラス

どんな着物を合わせるのだろう
帯揚げや帯締めは、ブルー・紫・赤・・
シャキッとスッキリ粋に着るのかな?

自分の中からは出てこない柄で、おもしろい


2014年5月25日日曜日

海からの朝日

昨日不思議な太陽の暈を見た影響

相方に写真を見せると、
「朝の海からの太陽も綺麗だよ・・・」 (この一言が 大失敗・・)
「じゃあ、朝起きれたら、私も行こうかなぁ・・」

そんなわけで、朝の4時過ぎ出発 薄曇り

 内灘のマリーナから見た朝日





 相方所有のボロ小舟「ビッグバード号」


 ロープで持ち上げて着水



 ゆるゆる出てみると
小さな漁船(上)や
大きなフェリー(下)や



 そして、海から見た太陽
(手前は小舟先端)

 もう1枚
雲の形
 (よくある写真ですが、外の空気は気持ちいい)





 今日の釣果はふくらぎ1匹だけ(上下同じ魚)
いつものクーラー中ではなくて、船の中でピチピチ跳ねる様子


 そして、

 明日まで停泊している船上書店「ロゴスホープ号」
 海から見た雄姿

新聞やクロダイヤさんのブログで紹介されていました

クロダイヤさんブログ こちら 




知り合う前から釣り大好きの相方は、
20年以上前の独身時代に知人から中古の小さな舟を譲ってもらって、舟釣りをしています。
私も、子供たちも、10年以上前に乗せてもらったきり、
仲の良い釣り仲間とか一人での釣り三昧。

海はとってもとっても気持ちいいのですが、 我が家は相方以外皆、乗り物酔いがひどいのです。
私は昔からひどくて、子供のころはバスも電車も 車も ジェットコースターも苦手
学生時に電車に慣れて、
子供の保育園送り迎えに泣き泣き免許を取ってからは車に慣れて、
ずいぶん酔わなくなりました。

今日は本当に久しぶりの舟
きっと大丈夫・・
酔い止め飲んだし、気持ちいいし・・

そして、舟の上はちょっと寒いけど爽快。
違った風景に、饒舌に・・
でも、それも20分? 30分持った?
口数が少なくなり、目を閉じて、吐き気・・・
私「やっぱり、今日は波あって揺れてるかなぁ?」
相方「今日はほとんど波ないよ  魚おらんなぁ」


6時前には海に出て、8時前には港に帰っていました。
普段なら相方は11時過ぎまで釣りしているのですが・・・ごめん・・・申し訳ない・・・

次、お互いに「船酔い」なんて言葉忘れた頃に、また乗せてね・・何年後かしら・・

気持ち悪かったけれど、気持ちいい 早い朝

2014年5月24日土曜日

太陽の周りに二重の虹が・・

今、友達から「太陽の周りに二重の虹がかかっているよ・・」って電話がありました。

すっ、すごい。ちょっと興奮・・

太陽を見ないで外に出てカメラを空に向け、パチリ
不思議な写真が撮れました。



 逆光なので画像は暗いけれど、外は青空

太陽の周りの虹色の輪っか





 太陽の周りの輪っかのその外側に虹
電線と重なっているのでわかるかな?
 (特大にしてみました)

太陽のかさ・・・

何かいいことありそう

日暈(にちうん)・・・太陽 を光源としてその周囲に生じる光の輪。太陽の暈(かさ)。ひがさ。




25日北國新聞朝刊記事

ちょっと読みにくいので、一部抜き書き

・・・前略・・・
県内では、太陽の周りに光の輪が現れる「日暈(ひがさ)」や、逆さ虹(環天頂アーク・・かんてんちょうアーク)が各地で観測された。
金沢市や津幡町では、別の輪が日暈と太陽を通過するように出現する「幻日環 げんにちかん」とみられる現象も見られた。
 日暈は、上空の雲に含まれる氷の粒に太陽光が当たり、プリズム現象が起こることで発生する。
・・・後略・・・

2014年5月20日火曜日

大量の・・・

大量の朝顔の新芽・・・いろいろな人にもらっていただき、何とか落ち着いたこの頃・・・

この前の日曜日、相変わらず釣り三昧の相方が、「大量のふくらぎ」を釣ってきました。


 大きな釣り用クーラーと小さなクーラーと


40~50㎝のふくらぎ 約30匹

最近あまり釣れなかった反動か、釣れるにまかせていると、あっという間にクーラーいっぱいになっていたらしい・・・

ちょっと日焼けして帰ってきたけれど
この大量の魚・・・いったいどうするのやら・・・

相方が順番にさばいて刺身に、
それを私が順番に知り合いに配って回り ・・・
電話をかけて取りに来てもらって・・

もらってくれた知人に感謝・・

それにしても、「大量」ってなんでこんなに血沸き肉躍るのか・・・
テンションあがります。

昨日の月曜・・・相方は腕やら肩やら筋肉痛・・


今日は写真がこれだけなので、
うちの白猫ヒナちゃんの写真をおまけ



 紙が大好きで下図を描いていると邪魔してくれます



そして、座布団の上でぐっすり・・


うちの猫たち、生魚は食べなんですよね・・・



2014年5月17日土曜日

もう一つ半襟 ronda=rondo+art 「輪舞画」 

今日はもう一つ半襟のご紹介

こちらは山田みどりさんのデザインされた ronda=rondo+art 「輪舞画」 を私が半襟に染めました。
デザイナーさんとのコラボです。


 全体はこんな感じ

つけた感じは・・

大きい輪が見える方につけるとこんな感じ



 反対側をつけると小さな輪が水玉ドット柄のよう


山田みどりさんの絵 「輪舞画」ronda  (rondo+art=ronda)は、輪が繰り返し(ロンド)するという意味らしいです。

作品の画像を送っていただきました。





 うちわの図柄にも

ポップで可愛いでしょう・・


人のデザインした図柄で半襟を作るのは とても新鮮で楽しいものでした。
襟元のちらっと見えるお洒落は、古典的な図柄もいいですが、自由な発想もいい。

こんな風に自分一人では出てこない何かを、誰かといっしょに制作したい。

次は誰とどんなコラボができるでしょうか。
 






オークションで  刺繍半襟と名古屋帯

手刺繍の半襟が好きでいつも気になって・・・
自分で使っても使わなくても、綺麗な糸の流れに魅かれます。


 アンティーク手刺繍半襟

オークションですごく安く落札しました。(800円)
中古だしオークションの写真があまりはっきりしていなかったのですが、とても刺繍が綺麗そうで、 図柄もし」っかりしていたので、


柄を拡大して



 かなり綺麗・・・




 そして、もう一つ同じ出品者さんから同時落札の名古屋帯


 太鼓部分の柄


前部分 締め方によって二通り

この名古屋帯・・出品者の説明によると、「色はオレンジ シミ多数で素材に」
掲載写真はやっぱりはっきりしていなかった
かなり古い物らしく300円の即決

うーん、オレンジかぁ、派手なテカテカオレンジなら使い物にならないかも・・
でも、この円形の唐草の図柄・構図・・・おもしろくて使えるなぁ。
300円なら失敗しても惜しくないか・・・
 
というわけで、落札しました。

半襟も名古屋帯も品物が届いてビックリ。
古くてそれなりにシミはあるけれど、かなり質がいい。

半襟の刺繍はとても丁寧で、白の糸の色や太さが違っています。

名古屋帯は、8寸の博多帯。
博多帯でこんなに凝った織。
そして、オレンジというよりも落ち着いた派手すぎないレンガ色。
色も柄もすごく大胆。
この柄の取り方だと、前の部分片方が白とレンガの地色の色分けになって、お洒落な感じになりそう。(前柄 写真上)

白い部分の全体に目立つシミが惜しい・・
それと、昔の帯なので、長さが短い。

とりあえず、時間がある時に白部分のシミが目立たないように柄を描いてみようかな。
そして、使えそうなら、長さを継いで 帯に再生するのもいいし、これでバッグを作ってもおもしろそう。

時間があれば と・・・横に保留してあるものが・・・また一つ・・
忘れたころに、再生された形をご紹介できたらいいな。
再生する前に、私の帯の図柄にこの構図出てくるかもしれません。




2014年5月14日水曜日

朝顔の種

去年、6月に朝顔の種をまいたら、成長が遅く、あまり葉も大きく育たなかったので、今年はゴールデンウィークの連休中に蒔きました。

去年の種を蒔いた後、見つけてしまったのが4~5年前からため込んでいた古い種。
小さめのビンにいっぱい。

4年も5年もたっていたら発芽率悪いだろうし、でも、捨てるのもどうかな。
どうせ捨てるなら空いているプランターに、山盛り蒔いて・・。
そして、1週間・・




しっかり双葉が出てきました。


古い種の発芽率が悪いなんて、私の思い込みだったのかなぁ。
わっさわっさ、出るわ出るわ・・・
どうしよう。・・・・
なんとなく、後悔しながらも、生命力の強さにちょっと興奮気味・・。

そして、昨日から、家の前に・・

 

 拙い字でごめんなさい・・

だれかもらってくれているかな?って、ソワソワドキドキ

時々様子を見に行くと、今日1日でブラスチックの小さい植木鉢7つなくなっていました。(うれしい~)

まだまだプランターの中、数えきれないほど芽を出しているので、お近くの方、ぜひもらってください。

 

 そろそろ緑ばかりになってきた我が家の庭、

 二人静 満開
ちょっと見にくいけれど、右は花が終わった後・・

シャガの花もいっぱい咲いて、あやめが一つつぼみをふくらませていました。
やぶ蚊がでてきたら、 庭に入るのが億劫になるな・・



話題変わって、
 
 おいしい白桃ゼリーをいただきました。



 小さいはちみつの小瓶がついていて、
「ゼリーにかけてお召し上がりください」


 やわらかくて甘味を抑えたゼリー、
アカシアの蜂蜜が上品・・
おいしぃ~

2014年5月11日日曜日

バルテュスによる四十枚の絵「ミツ」

今、東京で「バルテュス展」をやっているそうです。

イラストレーターの岡田知子さんのブログを見ているとバルテュスの本「ミツ」が展覧会といっしょに紹介されていました。
知子さんブログ http://okakara.exblog.jp/22011978

この本なつかしくて、ひさしぶりに本棚の中から取り出しました。


 ミツ  バルテュスによる四十枚の絵
 バルテュス 著
ライナー・マリア・リルケ/序
阿部良雄/訳
発行  風信社
発売  泰流社
1986年 初版

知子さんが展覧会で購入されたのは復刻版らしいです。
内容はたぶん同じじゃないかな。

装丁が微妙に違っているみたいです。
27~8年前の本なので、かなりくたびれていますが、私の本は、白い箱入りで、箱の上から朱色の帯がかかっています。
本には、ハトロン紙のカバーつき。


 知子さんの画像ちょっと無断拝借(ごめんなさい)

やっぱり新しい本は綺麗だな
よく見ると、猫の図柄が違いますね。








 リルケの序文(P7~P17 )


 バルテュス少年のインクで描かれた絵40点

 そして、
訳者 阿部良雄さんの「バルテュスと猫たちとリルケについて」の文章


その一部が裏表紙の帯に紹介されています。

1984年京都での展覧会以来わが国でも広く知られるようになったフランスの大画家バルテュスが少年時代にインクを用いて描いた40点のデッサンに、オーストリアの詩人ライナー・マリア・リルケが序文を寄せて、チューリッヒで1921年に出版ちれたのが、この小冊子「ミツ」です。
バルテュスの後の油絵に好んで猫を描いていることはよく知られていますし、彼自身が〈猫の王様〉なのですが、そうしたバルテュスによる猫の画像群の原点に「ミツ」は位置するわけです(阿部良雄・本文解説より〉

 

この本は友人からいただいたもので、当時あまりバルテュスのこと知りませんでした。
(今もその作風について語るほどによくはわからないのですが・・)

久しぶりに見ると、
そういえばリルケの文章だった・・(リルケの序文ってことも忘れていた)
あれ、こんな絵だったっけ?・・・昔よりも今の方が新鮮で違って見えます。

「バルテュス展」 いいですねぇ。

東京はたくさんの展覧会が来て、情報がいっぱい。
普段は思わないのですが、こんな時だけいいなぁってうらやましくなります。




 うちの猫
バイクの免許を取った息子の ヘルメットの横で、長い手を伸ばして・・