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2014年6月28日土曜日

「りぽん」の帯留

りぼんの形の陶器(? やきもの)を2ついただきました。

さっそく帯留金具をつけて 帯留に

 すごく可愛い形とやわらかいピンク色


手持ちの細めの帯締め と合わせてみて・・



どれもお洒落で可愛い~


私はこの形大好きなんですが、どうだろう?
年齢的には可愛すぎるかもしれない?
お洒落感覚で、紬の着物とか帯によっては大丈夫な気もします。 
好きならなんでも大丈夫!

若い人なら浴衣のアクセントにもいいな。
(若い人ならなんでもOKかな)

感想などあれば聞かせてください。


2014年6月26日木曜日

振袖の仕立て

手元にあった振袖が仕立てあがってきました。

 袖部分 柄アップ


 全体


この振袖、4~5年(?)もっと(?) 前に作り、伝統工芸士会に出品したものです。

その後、個展でメインとしてお披露目し、
それ以降、いろいろな所で展示(販売兼ねて)していただきました。
なかなか売れなくて、(加賀友禅の振袖なんてとんでもない高い値段ですから売れないですよね
作者の私が売値知らないのですが・・)
展示の度に戻ってきました。

売れないっていうのは、がっかりするんですが、
振袖っていつもすごくすごく時間と労力がかかって、思い入れたっぷりで作るから、
自分の手元にもどってくると、ちょっとホッとしていました。

もちろん、売れて欲しいのですが、
売れなければ困るのですが、
売れなくてよかったっていうか、なんというか・・・

春頃また戻ってきた時に、正直、やっぱりうれしいってのが本心だと気づきました。
それで、再来年のめいっこの成人式を口実に手元に置くことにして、仕立てに出しました。

仕立て上がり、 やっぱりうれしい。(振袖2枚も家にあるのに、自腹きってどうするんだぁ・・・)

誰か、着てくれないかなぁ?
来年成人式の友人の娘・・・着てくれないかなぁ ? 
なんて、これは半分冗談・・

とりあえず、いつか誰かが来てくれる日を楽しみに・・やっぱりうれしい・・

また作りたい
また作って手元に置いておきたい
お金ないくせに、この気持ちどうしたらいいんだろう。





少し前から咲き始めた石榴(ざくろ)の花
 固い肉厚のがくに、柔らかいふわふわひだひだの花



友人にもらった画像
(綺麗な写真・立派な大きい実)


2014年6月22日日曜日

新しい漫画


同じ漫画の話で、もう1つ
こちらは娘の情報で知った新しい漫画家さん 「宮崎夏次系(みやざき なつじけい)さん」


 「夢から覚めたあの子とはきっと上手く喋れない」
 宮崎夏次系 著
講談社 モーニングKC


とても繊細な線で、人物が可愛い
ぎゅっと詰まった短編集

最近の人はいい感性しているなぁ
で、
これ以前の漫画も購入してしまいました。



 左 「僕は問題ありません」(2013.8月)
右 「変身のニュース」 (2012.12月)
講談社 モーニングKC

この2冊なら表紙買いしなかっただろうな。
女の子が可愛すぎて・・・
どちらも最新刊と同じ 読んでみるととても濃い内容で、いい短編集でした。


私はどうも骨太の絵が好きで、繊細な細い線に目が向かない傾向があります。
だから、娘情報がありがたい。

でも、細すぎて空間にびっしり描きこまれた絵や文字は 、老眼にはきついんだよなぁ・・・
情報収集能力欠如の言い訳ですが・・

好きな漫画 

久しぶりに漫画の話など・・

最近は本屋さんに行くことが減って、ずいぶんアマゾンにお世話になっています。
出不精・・余裕がない・・

本屋さんで表紙買いすることがなくなって、もともと好きな作家さんのものばかり。
情報不足です。


少し前に読んだ漫画 まずは 松本大洋さん


 Sunny 5巻
松本大洋 著
小学館 IKKI COMIX

松本大洋さんは、絵が大好きで、ストーリーも大好きで、新刊が出るのが待ち遠しい。

この本の他に
「かないくん」も購入しました。
絵本の挿絵
ちょっと写真がないのですが・・

「かないくん」
谷川俊太郎 作
松本大洋 絵
東京糸井重里事務所 発行(ほぼにちの絵本)

「死ぬとどうなるの。
生きているだれもが、やがて死にます。
それは、どういうことなんだろう。
谷川俊太郎が、一夜で綴り、松本大洋が、二年かけて描いた」(本の帯より・・)


勝手な感想ですが、
最近の絵は、ますます研ぎ澄まされて静かになっている気がします。
魅せられて、なんでこんな絵が描けるのだろうと嫉妬に似たうらやましさ。


そして、最近知ったのですが、
詩人の工藤直子さんは、松本大洋さんのお母さんだそうです。

工藤直子さんも大好きで、
自分の好きなものが血縁関係があったなんて、すごく驚き、変に納得しました。
好きな物がつながると親近感が増す・・。(自分中心な感想・・)


 工藤直子詩集
ハルキ文庫(角川)

ずいぶん前にもこの本 ブログで紹介したかも・・

この本の中から、今日は少し詩など書き出してみようかな



地球は


地球は
みどりを着るのが好き
とりわけ雨あがりは
洗い立てのシャツ
いきものを ブローチのように
くっつけて
地球 いばっている

みどりは
お前の 晴れ着だね



うみへ   おがわはやと

ぼくは
いつか きっと
うみを
くすぐってやる




 そしてもう1冊


 蟲師 特別篇 日蝕む翳
 漆原友紀 著
講談社 刊

 「蟲師」 のシリーズが完結してだいぶ時間がたったので、新刊が出るとは思いませんでした。
変わらず、安定していておもしろい。
また、忘れた頃に出ないかな・・


娘情報によると、この 「蟲師」 と、松本大洋さんの「ピンボン」が最近アニメになっているそうです。
どちらもクオリティーが高くてすごいとか・・
見なければ・・
 

 

2014年6月19日木曜日

自然の造形


 この写真、何かわかりますか?

直径5~8ミリぐらい(1㎝足らず)の黒い球に白いハート形

「フウセンカズラ」の種です。
 お洒落な形


 フウセンカズラの実

どこでも見かけるフウセンカズラの実が茶色くなって枯れたら、中からこんなかわいいハート形模様の種が出てきます。

今日20粒ほどいただいて、さっそくプランターに植えてみました。 

自然のデザインは美しい

 

自然な造形の後は、作為的な構図

ぬいぐるみ?

ずっと無防備に寝ているので、横にぬいぐるみを並べてみました。
それでも、そのまま動かない・・
ヒナもぬいぐるみも「肉球」可愛い~  顔も・・

このぬいぐるみ2つ、
7~8年前に、フェアトレードのお店で買ったものです。

フェアトレード(公平貿易)は、発展途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することを通じ、立場の弱い途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す運動である
(ウィキペディアより)

とっても表情が可愛くて、適度な重さと柔らかさ(お手玉みたいな感じ)
ずっとぬいぐるみと思っていて、窓際に飾っていました。

5月の連休の時、これを見つけた息子に、
「なんで2つもアイピロー持ってるの?」って聞かれて、
「アイピローかぁ!!」って納得。

目に乗せてみると、この重さと柔らかさピッタリ。
なるほどなぁ って感心して、

やっぱり、窓際の定位置に戻っています。
(アイピローなんて習慣・・・ないよ・・)



2014年6月16日月曜日

50㎝幼女  赤い着物

そしてもう1枚 赤い着物

以前振袖を作った時に、同じ赤でいっしょに染めてもらいました。



 写真よりももう少し落ち着いた朱っぽくない赤
芍薬をメインに 菊と桜

お人形が少しオレンジっぽいメイクなので、
朱色っぽい赤の方がよかったかな。


着姿は、




赤も可愛いなぁ


50㎝幼女  深緑の着物

昨日の60㎝少女のきものに続いてもう1体の方 ・・・50㎝サイズの幼女

まずはお人形から



 黒髪でおかっぱ
日本人形のような子です。
可愛い~

 




 この幼女用に選ばれたのがこちらの深緑の着物

芍薬をメインに
古典柄の菊と梅を飛ばして・・
黒に近い深緑

60㎝少女よりもはっきりした濃いめの地色で
より和のイメージで

出来上がった着姿は・・






あどけない表情
繰り返しになりますが・・
可愛い~


2014年6月15日日曜日

お人形の着物  60㎝サイズ ピンク 水色

以前紹介しました せいこさんの60㎝サイズお人形 仕上がり写真をいただきました。

以前のブログ

もう一度、ピンクの着物から写真アップしますね。

 60㎝サイズ 少女


 
 ピンクの着物を着て

最終的にこの形になりました・・


「せいこさんのお人形に合わせて着物を作る。」

この少女の60㎝サイズお人形 と、明日紹介しますが、50㎝サイズの幼女人形と、
2体の着物を作りました。

ひとつひとつ相談しながらの作業は楽しくて、
仕上がった姿はうれしくて、
そして終わってしまったらちょっと寂しい・・

2体なら2枚着物を作ればいいのですが、
もともと作るのが大好きで、それぞれに2枚ずつ作り、
せいこさんに気に入った方を選んでいただきました。
手元に残った2枚はこれからのサイズ参考と、自分用に取っておきます。


手元に残った方
この子用のもう1枚は水色の地色にしました。


ミニチュア用の 衣桁に掛けて

今回は2体ともにメインは芍薬の花で
ピンクの着物は枝垂れ桜
水色の着物は牡丹・薔薇・小花

60㎝サイズの着物は裾をぼかして、
少し和よりお洒落感を意識して




 
お人形に着せると・・・

水色は爽やか・・
清楚で静かなお人形でしょう


せいこさんのブログでも紹介されています。 60㎝少女

2014年6月6日金曜日

染帯 「キリシマツツジ」

前回の年配用染帯「サルトリイバラ」と同じ時期に作った帯もう1本
去年12月ぐらいでした。

「キリシマツツジ」

 太鼓柄


 前柄




 2通りの締め方



地色が入る前の彩色終了時
(たまたま写真残っていた)

彩色終了時、写真を撮ったり撮らなかったり、これは地色が入った所を見られないかもしれないと思って残していました。
実際は最終の染め上がりまで確認できたのですが、
あわてて仕上がりの写真を撮ったので、影やら光やらしわやら、 


去年この帯を作ったので、今年は「つつじ」の花をずいぶん意識して見たと思います。

「キリシマツツジ」 その他のつつじ さつき・・・・
その違いがちょっと自信ない・・
少し年齢を上に想定して作ったので、花は実物より小さめで、色も鮮やかなピンクやオレンジは避けて抑え気味。
「さつき」 に近いかもしれないけれど、・・・・ちょっと言い訳

2014年6月4日水曜日

染帯 「サルトリイバラ」

「若い感性の帯」 の少し前に作った、年配の方用の染帯  「サルトリイバラ」


 太鼓柄


 帯を締めた時 こんな感じ




 前柄



 締め方によって2通り



年齢に幅を持たせようと思っていて、地色はもう少し青みがかった深緑での予定でした。 
うまく染屋さんに伝わらなくて、染め上った地色は黄色みがかった茶色がかった濃い緑。
すごく渋い色。

ちょっとがっかりしたのですが、逆にかなり年配の方にこの地色は好まれたようです。

色は正解がありません。
それぞれに好みがあって、合わせる着物や小物によっても変化する。
おもしろい。



 

2014年6月3日火曜日

床下の居候

我が家の床下に猫親子が住み着いた様子です

数日前から、小さい黒猫がうろちょろしていて、我が家の2匹が落ち着かない。

よく見ると、うちの黒猫のヨナちゃんにそっくりなスマート黒猫 と、その横にちび黒猫が2匹?3匹?
もっとよく見ると、1匹は真っ黒で、もう1匹はお腹と足が白。
可愛い~

そして、ちょっと餌を置いてみると、あれっ、茶色の混じったブチが1匹・2匹・・

全部で子猫が4匹・・


 右端が親猫
茶色のまじったブチ(左) と黒(中)


 ヨナちゃんそっくり・・(細いけどね。しっぽも短いけどね)
黒チビが一番警戒心なくて食いしん坊
可愛い後姿

親猫が警戒して、ずっと唸っている。
それでもお腹すいていて、餌を置くと、5匹すごい勢いで食べ始め、あっという間に完食。

白黒が一番可愛い顔をしているけれど、写真を撮らせてくれなかった。
 


さて、この床下の居候、どうしようか・・・
ずっと居候でもかまわないけれど、どんどん増えて、猫屋敷はちょっと困る。
逃げ足早く、つかまえさせてくれないし、触らせてくれない。

夜中にバタバタ駆けっこもいいけどね・・
プランターの撫子、倒れていてもいいけどね・・・
朝顔植えたプランターがなにやらウンチくさいのも、まあまあ我慢しよう・・
種をまいたばかりの青紫蘇、土が掘り返されているのも・・・

しばらく様子見て、ゆっくり共存方法考えよう。


6月はじめ、
咲き始めた花たち

 待宵草(月見草)


 河原撫子 今咲いている4色



ムラサキツユクサ