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2014年8月25日月曜日

布花の髪飾り

髪飾りは、以前にも椿等ブログで紹介しました。振袖用はどうしていいのがないのでしょうね。
派手だけれど、作りが安っぽくて、値段がすごく高い。


今回は、薔薇の花をメインに、紐やレースを組み合わせた髪飾りです。
ちょっと洋風






気に入って集めた布花の薔薇や小菊などに、市販の白薔薇 アートフラワーを組み合わせ、
紐やレースをちょっと使って・・
コームにつけたり(2番目)
コサージュクリップにつけたり(1番目・3番目)

コサージュクリップって便利ですね。
コサージュピンとクリップがいっしょについていて 、ピンでコサージュにもなるし、クリップで髪にも帯にも飾れるし




そして、お気に入りの布花作家さんに作っていただいたリネンの薔薇に組み合わせて

はなりさん   http://hanarihanakinari.blog77.fc2.com/






一番下の水色は、先日友人のお嬢さんが振袖を着た時に使用してくれました。


白薔薇を周りに増やして
自由にボリューム出して


実際につけた写真、綺麗でしょう・・


布を染め、花びらの形に切り、コテで表情つけて、組み合わせて・・
私はこの布花の作業はできないけれど、
丁寧に作られた花を見ているだけで楽しいです。
 

2014年8月23日土曜日

箱 その2

先日、箱を紹介しましたが、
箱に古いカレンダーの紙を貼って、マスキングテープでデコレーションしたらそれがおもしろくて・・・
他にも3つ作っていました。

「またぁ、そんなに作ってどうするの?」
友人のつっこみ声が聞こえてきそうで、 ブログに載せるつもりなかったのですが・・・
「いいね」って声がうれしくて、
「これもいいでしょっ」って見せびらかしたくなってしまいました。







いつのカレンダーかわからないのですが、
和田誠さんの映画のイラストのカレンダー

上が「踊るマハラジャ」
下が「ジキル氏とハイド氏」







こちらのカレンダーは、
さとう わきこさんの「ばばばあちゃんシリーズ」(福音館の絵本)

やっぱり10年以上前のカレンダーです。

「ぐりとぐら」のカレンダーも捨てられなくて
手元にあります。



全部でその日4つペタペタ貼ったのですが、
適当な箱が見当たらなかったので、制作は4つでおしまい。
箱があれば、手持ちのマスキングテープがなくなるまで、作っていたかも・・・

始めたら、止まらなくなってしまう・・・


話題変わって

昨日、夏着物を着て、友人と落語会に行ってきました。

クーラーをきかせた部屋で、汗だくになりながら着物を着て、
暑さ苦手なんだけれど大丈夫かなぁ? なんて心配しながら・・

着物って不思議、
着てしまうと、背筋がしゃんと伸びて、意外に涼しい。
気持ちいい

落語は入船亭扇治さんて方で、楽しかったぁ
人を惹きつける話術、私もあればいいのですが、口下手ですねぇ・・

素敵な新しいお友達ができました



2014年8月13日水曜日

いただきもの 天狗ハム

すごく立派なハムをいただきました。


 大きくて、おいしそう・・


この天狗ハムが入っていた 紙箱もかなりしっかりしていて丈夫で、使えそう・・

元の箱の写真を撮っておかなかったのですが、

「天狗ハム」の商標が印刷してある上部分に、昔の和田誠さんのカレンダー(10年以上前のものが捨てられない・・)を貼って、
マスキングテープをペタペタ貼ったら、どんどん楽しくなってきて・・


出来上がった箱がこちら・・








縦20㎝×横24㎝×高さ10㎝ ちょっと深くて大きめサイズ

もっと紙箱 貼りたいなぁ

2014年8月3日日曜日

談議所栄二さんの 「椿」

コメントで談議所さんの「椿」が出てきましたが、すぐに図柄が思いつかなくて、改めて加賀友禅現代作家集を探してみました。

古い本で知らない人の方が多いでしょうね。
たまには、埋もれている作品たちを出してやるのもいいかな。



「早春」(中振袖)
昭和48年作
  加賀友禅現代作家集8




「椿」(染帯)
左・・・昭和48年作  加賀友禅現代作家集3
右・・・ 昭和40年作  加賀友禅現代作家集8





「椿」(色留袖)
昭和47年作
加賀友禅現代作家集6
(本の色はもう少し 地色が緑がかっている)


この「 加賀友禅現代作家集」初めの薄い大型本は全10冊で、その後20冊以上 厚みのある立派な装丁の大型本として出版されていました。
初期の本はだいたい昭和51年出版。

この本の中に、当時の作家さんの自由なのびのびとした表現があり、
今回改めて気づいたのが、
解説する方の熱い思い
呉服業界売り手サイドのはっきりとした見方に基づいた思い (結構制作サイドにきつい表現を使って奮起を促しています)

この40年ほど前の「熱 」・・・少しずつでいいから今の「迷」を破って表に出てきますように・・・

そして、再び、フジアート出版や京都書院のような売れなくても良書を出す出版社が出てきますように・・・



2014年8月2日土曜日

談議所栄二さんの染屏風 「群生」

談議所栄二さんの染屏風 の写真をいただきました。





 「水芭蕉」の柄のアップ


 ご家族の個人所有で、二曲屏風

虫干しのためしばらく飾られていたそうです。
「随分と古いものですが、シミもなく保存状態も良かったです」
のコメントもいっしょにいただきました。



手持ちの古い本、「 加賀友禅 現代作家集7」の中にこの作品が載っていました。

 加賀友禅 現代作家集7
昭和51年発行
フジアート出版



7ページ
「群生」染屏風

昭和38年制作
第6回日展出品作

50年前の作品ですね。
思いをこめて作られた作品が、大事に状態よく保管されている。

すごく当たり前のことですが、
すばらしい作品が普段は見られることなくあちこちにあるんですよね。
個人所有ってそういうことなんだ。
改めて、自分の知らないところに在る「物」たちを身近に感じてしまいました。

写真ありがとうございました。