カウンター

2012年7月8日日曜日

7月の柄・モチーフ小物  その1

7月になったと思ったら、いつの間にか1週間が過ぎました。
何してたんだろう。今週は、じとじと雨で、気持ちも湿っぽい。

少し遅くなりましたが、7月の柄をまとめます。
「おでかけ歳時記」 秋月洋子著  小学館
「きもの文様図鑑」 婦人画報社
その他 植物図鑑


7月8月、夏はモチーフが多いですね。

波・帆掛船・貝・飛魚(とびうお)・網干(あぼし)・夏鴎(なつかもめ)・蟹(かに)
花火・天の川・笹・七夕・百合・蜘蛛の巣・鬼灯(ほおずき)・朝顔
扇・夕顔・月下美人・半夏生(はんげしょう)・合歓(ねむ)・ダリア・鷺草 (さぎそう)・薊(あざみ)
蝉(せみ)・金魚・鰻(うなぎ)・蛇籠(じゃかご)・団扇(うちわ)・流水・露草・螢







 波文

さまざまに変化する波の形を文様化したもの。
波頭・小波・大波・遠波・荒波・片男波・立浪・青海波 など
単独で地紋として使ったり、千鳥・魚・兎と組み合わせたり、風景模様として使ったり・・・。


左・・立浪(たつなみ) 
中・・青海波(せいがいは)
右・・片男波(かたおなみ)

立浪文(たつなみもん)
波文のうち、荒れて大きく逆立つ波を文様化したもの。
江戸中期に流行。
青海波(せいがいは)
同心円を互い違いに重ね、扇形に重なりあった幾何学文様。
片男波(片男波)
片男波・男波は、高い波
女波は、低い波。


帆掛船

帆掛船・南蛮船・帆の描いた船。
幸運を祈る文様。





貝尽くし

貝尽くし・・・種類の異なった貝を集めて意匠化したもの。
「貝」は、もともとは貨幣の価値をもつ貴重な物。




飛魚(とびうお)
初夏に姿を見せることから、「夏告魚(なつつげうお)」とも呼ばれる

夏鴎(なつかもめ)
鴎は冬の季語で、夏鴎は夏の季語。
伊勢物語の「都鳥(みやこどり)」は鴎の一種の「ユリカモメ」

蟹(かに)
甲羅で武装し、武器を振り上げている姿から「尚武(しょうぶ)」の意味を持ち、武士に好まれる。




 網干(あぼし)

 網干文(あぼしもん)

漁に使う網を棒で円錐形の形にし、海辺に干してある様子を文様化したもの。
波や葦、藁屋、飛鳥などをあしらうとが多い。
投網・網は、「一網打尽」にかけて武士に好まれた。


「海賦文(かいぶもん)」

海賦文(かいぶもん)
州浜に松や波、貝や海松、千鳥、などを取り合わせた風景文様。





笹文(ささもん)

竹の文様と同じく吉祥を意味し、古くから用いられる。
笹唐草文・笹蔓文(ささつるもん)・雪持笹(ゆきもちささ)・笹舟文(ささぶねもん)・笹の葉小紋など

左・・・笹蔓文(ささつるもん)
右・・・笹舟文(ささぶねもん)


花火
天の川
七夕

昨日は一日雨の七夕でした。
仕事で一つ出会いがありました。
是非、「素敵ないい出会い」になりますように、願いを込めて。

0 件のコメント:

コメントを投稿