太鼓柄
前柄
たれ先
着用時のイメージ
生地の質感(金糸が織り込まれています)
数年前にオークションで落札した辻が花袋帯です。
画像で想像していた以上に素敵な帯でした。
辻が花染めは、柄の形に添って絞り染めをほどこし、後で面相筆で細かく柄を描き込んでいきます。
この帯は、そのひとつひとつの作業が本当に丁寧で綺麗で手を抜いていません。
落款があるので作家物と思われますが、作者名はわかりません。
作者の一生懸命さが伝わってくるような存在感があって、私はとても気に入ったのですが、人によっては好き嫌いが分かれる帯かもしれません。
この彩色方法を真似してみたくて、自分の作品の中で、彩色をした後で面相筆で細かく柄を描いています。(黒地振袖、野葡萄、花・華等)
ひとつひとつの柄がくっきり浮き上がり、写実よりもデザイン的になります。
この作業は結構楽しいので、ちょっとやりすぎの感はありますが・・・・。
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