太鼓柄
前柄
着用時のイメージ
前日に引き続き、辻が花の袋帯です。 じゅらく(西陣織)
こちらは、辻が花模様を織りこんで、その後で面相筆で柄を細かく描いています。
昨日のピンク辻が花のような絞りはほどこされていません。
柄も優しく抑えた色目で、帯地色も生成りの薄いものなので、さまざまな着物に幅広く使えそうです。
着姿やコーディネイトを考えると、とても参考になる帯です。
どちらもとても丁寧な仕事をしていますが、こちらの帯の方がよりくせがなく作者の意図が弱い気がします。
より商品っぽいと言いましょうか・・・。
より使い易いですね。
好みと使い方によるので、どちらがいいのか一概に言えません。
でも、作り手の私は、作者の意図を優先してしまう傾向があるので、上質とはわかっていてもこちらの帯に物足りなさを感じてしまいます。
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