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2011年9月17日土曜日

着物の名称 2

着物の寸法に関する名称をご紹介します。
またまた、手描きの下手な字ですみません。







だいたい図の通りなのですが、少しだけ説明追加します。

裄(ゆき) 
背中心から手首まで
肩巾+袖巾

 
繰越(くりこし)
女の人の着物は衿(えり)を抜いて着るために、背の部分を肩山よりずらして縫うのですが、その差が繰越です。

繰越は、身丈(肩)-身丈(背)-縫い代分(3分) です。
例えば、寸法を測ってみて、身丈(肩)-身丈(背)が1寸ならば、繰越は7分になります。(長さの表示は後で説明します)
昔の着物は5分が多かったようですが、最近は、7分~8分ぐらいが多い気がします。


衿下(えりした)
呼び方がいろいろあります。衿下。褄下(つました) 褄高(つまだか)


合褄口(あいつまぐち)
衽(おくみ)巾の衿つけね部分の巾は、合褄口(あいつまぐち)といって、普通衽巾より2分(約7.8mm)短くしますが、ゆったり着たい方やふくよかな方は、衽巾と同じにすることもあります。

抱き巾(だきはば)
身八つ口(みやつぐち)下あたりの前巾の寸法を「抱き巾」といいます。
抱き巾の寸法は、前巾-4分(約1.5cm)が普通です。
胸の大きい人等はこの抱き巾を広げることで、より自分に合った着易い寸法になります。


着物の長さの表示

着物は「鯨尺  丈・尺・寸・分」 で表します。メートル法に慣れているのでなんだか長さの実感がわきませんね。
1丈  約378.8cm
1尺  約37.88cm
1寸  約3.788cm
1分  約0.3788cm

その他、寸法や専門用語に関しましては、さまざまなホームページでより詳しい情報が得られますので、いろいろ調べてください。

参考までに

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