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2011年8月28日日曜日

黒地色「八重椿と桜」柄の振袖

 全体図



左前柄アップ

袖振り裏に赤地の振り布をつけています。


八掛(袖振りと同じ色柄)


 着姿


後姿


今年成人式を済ませた娘用に作った振袖です。
加賀友禅で、黒の地染め(地色を染める工程)以外は、図案から全て自分で制作しています。

加賀友禅の振袖は、袖の振りの裏地側に振り布をつけます。今回、着物が黒なので、八掛(裾回し)と振り布はまっ赤の地色に着物と同じ柄の花を飛ばしました。
八掛同様、ほとんど見えないところですが、かわいいでしょう。

この着物の反省点は、寸法です。
妹に娘が2人いるので、誰が着てもいいようにと、標準寸法に仕立てました。
娘は細身のため身幅が合わず、右おくみを内に折り曲げて着せてもらっていました。当然、背の中心も右に寄っていて、背中の柄があんまり綺麗に出ていません。(誰の着物やらわからないですね。ごめんなさい)

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