付下げ小紋
小紋柄で、訪問着のように柄はつながっていませんが、着た時に上下逆にならないように、着姿が綺麗に見えるように、柄を配置しています。
ポイントに柄が多くでるように、胸や肩に柄が入るように・・・。
手描きで、少し幅広く楽しめたらいいですね。
「梅と山茶花」黒地
全体図
柄のアップ
八掛(裏地)
トルソーに着せた着姿
生地 浜紬 正絹
地色 黒 紬の風合いで、縮緬の黒よりも薄く、黒に近い濃いグレーにも見える。
仕立て済み
いつも、浜縮緬の上質生地を使っているので、浜紬も上質と思って購入した生地でした。
手にした生地は、少し薄手であまり質のいい品物ではなく、伸子針(しんしばり ・・・生地が縮まないように作業する時に使用する、両端先に針のついた竹 )をさすと、生地端が少し裂けます。(弱くなって破れる生地とは違うのですが)
裏をつけて仕立てると、まったく生地の質の悪さがわからないので、仕立て直しや、洗い張りに注意すれば充分20年ぐらいは着れそうです。
付下げ小紋の着姿がどんな風になるか、写真で参考にして下さい。
とび柄の反物を見るよりも、着物の形になって衣桁にかけてあったり、トルソーに着せてあったりすると、よりわかりやすいと思います。
手描きで、少し幅広く楽しめたらいいですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿