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2012年7月10日火曜日

7月の柄・モチーフ小物  その3

蛇籠(じゃかご)

蛇籠文

中に石を詰めて河川の護岸に使う円筒形の長い竹籠を、伏す大蛇に似ていることから、蛇籠という。
流水・草花・水鳥といっしょに使うことが多い。


流水(りゅうすい)

流水文

曲がりくねって流れる水のさまを文様化したもの。
古くは弥生時代の銅鐸に描かれている。
尾形光琳の{紅白梅図屏風」に描かれた流水文は、光琳の水と呼ばれる。

竜田川文(たつたがわもん)

流水に紅葉を散らした文様。
奈良県生駒郡を流れる竜田川は、紅葉の名所。
由来・・・「竜田河紅葉乱れてながるめりわたらば錦中やたえなむ」 古今和歌集


曲水文(きょくすいもん) 

唐から伝わった曲水の宴は、平安時代、宮中や公家の間で行われて、水の流れを前に詩歌を詠むという優雅な遊び。
白生地の地紋としても使われる。


露草

金魚
団扇(うちわ)



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