昭和57年頃創刊、出版社は学研。
その中で何度か、杉浦非水さんが取り上げられています。
今日はその中から、植物を写生した「非水百花譜」をスクラップしていたのでご紹介します。
装飾デザイン25の特集から少し説明文を抜書きします。
杉浦非水は明治34年東京美術学校日本画選科を卒業したが、白馬会で黒田清輝より洋画やヨーロッパ風の図案の指導を受けた。
西洋と日本の双方の教養が「非水百花譜」に実を結んだ。
大正9年(1920)から出版されたこの豪華な植物図案集は全20集。
大判の鳥ノ子紙に人間国宝大倉半兵衛による木版刷りで、百の華が美しい姿を見せる。
実物を見たいですね。
本の装丁、ポスターなど、こんな風に簡略化できたらいいなぁ。
本の装丁
こんな装丁の本を見つけたら、本の内容も見ないで衝動買いしてしまいそうです。
1 件のコメント:
今日、静岡市立美術館で杉浦非水の百花譜を観てきました。素晴らしかったです。印刷では再現できないテクスチャー。
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