素敵な大島紬の着物を預かったので、柄をアップしてみます。年配の方の着物です。
とても細かい柄で、小物の使い方によって、年齢の巾がありそうです。
模様について
左・・七宝 中・・麻の葉 右・・笹蔓文(?)
七宝は、過去ブログの宝尽くしの中で書きました。
http://sorakara11.blogspot.com/2011/10/blog-post_26.html
麻の葉文
正六角形を基礎にした、幾何学文様。
形が大麻の葉に似ているので、この名があり連続模様は、「麻の葉繋ぎ」とよばれます。
きものや長襦袢などに染められるほか絣織物(かすりおりもの)もあり、また麻が丈夫で成長が早いことから、子供の産着としても好んで用いられます。
笹蔓文
明より伝えられたとされる名物裂のひとつ、笹蔓緞子(ささつるどんす)の文様を模したもの。
三百年に一度実をつけるといわれる竹の実と、花を蔓の形にした文様で、部分的に変えたものもあります。
古典文様の中にも入れられ、小紋柄や帯などに、使われています。
右の柄はこの笹蔓文の中の竹の実の柄でしょうか。他の名前なのかもしれないので、もう少し調べてみます。
大島紬で自分の着物柄もアップします。
紺地
白大島2枚
上 笹蔓文
下 花柄
おまけ画像
今日のお昼イタリアンレストランで帰りにもらった「柿」と「すだち」
開ききった石榴
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