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2011年10月29日土曜日

七五三 1  三歳女児一つ身

時間がたつのがはやくて10月もいつのまにか29日になりました。

10月の初め頃、ずっと箪笥に入れっぱなしだった子供用着物を畳紙(たとうし)から出して、少し風を通してやりました。
ブログで紹介しようという意図があって写真を撮り、そして、久しぶりにまじまじと着物を見ました。

我が家には、もう大きくなった娘と息子がいます。
子供が生まれた時に、実家の母がお宮参り、3歳と5歳の七五三用に、それぞれ一つ身を作ってくれました。
すでに友禅の仕事はしていましたが、子供用着物は作ったことがなく、また作る余裕もなかったので、自作ではありませんが、京友禅の少しいい着物を買ってくれています。

3日にかけて1枚ずつご紹介しますね。


 全体図


 前 胸の柄

メインの柄をそれぞれアップ

意外と柄の細部は覚えていないものです。
鼓などの楽器柄がメインで、菊・椿・桜・藤のつぼみ(?)  一枝になんでもありですね。
花の形がふっくら丸くて、優しい色使い。
地色は3色で染め分け。
子供の着物ですねぇ。


SESAME(セサミ) 2011年9月号掲載写真


SESAME(セサミ)  2002年9月号掲載写真

SESAME(セサミ) 朝日新聞出版 という子供のファッション誌があります。
毎年9月号に七五三特集で子供の着物が掲載されます。
デパートの着物やブランド着物など紹介されていますが、その中で、池田重子さん監修の着物が紹介されています。
アンティーク着物ショップ「時代布池田」店主で、着物コレクション・着物コーディネイトで有名な方です。
大人用アンティーク着物に刺繍やアップリケを施して子供用に作り直したり、とても落ち着いて存在感ある着物を紹介しています。
毎年、9月号だけ買って、この数ページの特集を楽しみにしています。
今年の上の写真も可愛いでしょう。
下は2002年号です。
とても大人っぽい色で派手な柄ではないのですが、左の被布がかわいいです。右の薄いピンク地着物に黒い帯も子供らしいコーディネイトではないですね。
子供だから赤・ピンク・黄色の原色である必要はないと思います。
もちろん、そういっ鮮やかな色も綺麗で似合いますが・・・。
こんなふうに、刺繍やアップリケ、可愛いバッグ、作れたらいいなぁ。

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