染帯完成2 「菊」袋帯

今日は、もう1本の「菊」の柄の袋帯です。

こちらは、西陣織の金糸・銀糸入り生地を使用しています。
濃い地色を染めたら、どのように柄や織り込まれた金糸銀糸が出てくるか、試してみました。
地色は昨日のサルトリイバラと変える予定でしたが、同じ色にしてもらいました。

左　　太鼓柄

右　　前柄

結んだ時の太鼓のイメージ

金糸・銀糸の光沢がどうしても写真に出なくて、わかりにくいかもしれません。

金糸・銀糸は、浮き上がってはっきり柄が見えますが、地色をとても柔らかくします。

重みがあって、綺麗。

地色が入る前の彩色終了時はこちら

http://sorakara11.blogspot.com/2011/11/blog-post_30.html

 白生地(地色を染める前)

地色を染めた後

想像していたよりも使いやすそうに仕上がったので、手持ちの帯揚げと帯締めで少し前柄をコーディネートしてみました。

どんな色にも結構なじむと思いませんか。
着物に合わせて、いろいろな変化を楽しめそうです。