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2011年10月22日土曜日

帯・小物の組み合わせによるイメージの違い

今日はコーディネイトについて書きます。
着物は合わせる帯や小物によって着姿のイメージが変わってきます。

訪問着や紬などで帯と小物を変えてご紹介できればいいのですが、残念ながら写真がなくて、以前ご紹介しました振袖の写真で比較してみたいと思います。
振袖の説明は右カテゴリの「振袖作品」をクリックしてご覧下さい。



 ①ピンク振袖とアンティーク鴛鴦・菊・あやめ帯

 ②黒振袖とアンティーク鴛鴦・菊・あやめ帯

③黒振袖と佐賀錦帯


帯の前姿と後姿です。

①と②の比較
①と②は着物が違って帯が同じものです。
帯揚げも同じですが、帯締め(真ん中のひも)は、①が平組で②は丸組です。
①は鴛鴦(おしどり)の柄を前に出していて、②は菊の柄を前に出しています。
後姿も帯の結び方が違うので違う帯に見えます。

②と③の比較
②と③は着物が同じで帯が違います。
③の帯は佐賀錦(さがにしき)といい、ほどよい光沢の金糸が全面に織られています。
帯揚げ帯締めの小物も変えています。
赤い帯揚げの方がはっきりときつめの感じに、水色の帯揚げは優しい感じになります。
③の帯締めは①の色違いで平組です。
写真では切っていますが、髪形やメイクも全然違うものに変えているので、同じ着物でも全体の着姿は別人くらいに違っています。

帯の結び方
①  ふくら雀(すずめ)
②  文庫結び(ぶんこむすび)変形
③  立て矢結び(たてやむすび)変形



帯と小物の写真

①のピンク振袖の帯と小物


③の黒振袖の帯と小物 

左から、帯・半襟・帯揚げ・帯締めです。
写真ではあまり出ていませんが、半襟は①は乱菊 ②と③は椿の手刺繍です。
(②の丸組帯締めは、写真がありませんでした。)


私はイメージがずいぶん変わると思ったのですがどうでしょうか?
あまり変わりませんか?



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