全通柄(この柄の繰り返しです)
柄アップ
手持ちの帯揚げ・帯締めに合わせてみました。
昭和初期頃の帯でしょうか?とても大胆な花柄の丸帯です。
何の花でしょう。
以前にご紹介した薔薇柄のひとえ帯と同じ方の持ち物でした。
丸帯は袋帯と違って、解くと生地巾が2倍になり、半分に折って帯芯をいれ仕立てます。
つまり、表地も裏地も同じ織物生地で、普通の袋帯に比べて重いものが多いです。
この丸帯を解いてみると、生地巾は約70cmぐらい。
茶色く変色した厚くて重い帯芯が入っていました。
生地は、昔よく見た金糸銀糸をしっかり織り込んだ古典柄の重いものとは違って、比較的薄い軽い生地でした。
全体に染みもあります。
きっと何度も使用されたものでしょう。
洗い張りして、軽い帯芯に入れ替えして、一重太鼓が結べる長さに仕立て直ししました。
ちょっとレトロで雰囲気のある帯ですね。
この大胆さ結構好きです。
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