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2016年12月11日日曜日
2017年みずほ銀行のカレンダー
2017年のみずほ銀行のカレンダーに私の振袖の柄を使っていただきました。
たぶん11月頃から配布されていると思います。
(たくさんの人に見ていただければうれしいな)
このポスターの振袖写真は、来年許可が出ればブログでご紹介できるかな(?)
きっちり写真撮れればですが・・
ちょっとわかりませんが・・
カレンダーたくさんいただきましたので、お近くの方でご希望ありましたら声を掛けてください。
2014年11月21日金曜日
着物の染めなおし
江戸小紋の着物の、染直しです。
結婚時に作られた綺麗な若々しいピンク色で、最近は箪笥に眠っていたそうです。
せっかくなので、柄を少しだけ描いて、簡単な付下げにすることになりました。
地色は綺麗に抜けたのですが、
紋の墨と、落款の朱肉がそのまま抜けずに残ったこと。
薄くもならない。にじむこともない。
これを抜くのは、しみ抜きの専門家なのでしょうね。
前裾部分、しみをつけてベンジンで自宅手入れされたそうで、色が薄くなってしまったところが一か所あったのですが、
地色といっしょに綺麗に抜けると思ったのに、その部分だけ黄色く変色しました。
本当に難しいものです・・。
そして、いっしょに抜いた八掛(裏地)
こちらは市販の裾ぼかしの八掛けですが、染料が違うのでしょう。
ハイドロではまったく色が抜けない・・・。
染料は難しい・・。
(さも自分で 作業したような表現でごめんなさい。色抜きは染屋さんにお願いしました。)
地色が抜けたところで、友禅の工程
柄のご希望は、「クリスマスローズ」
図案を描いて、見せてから、
下図・糸目糊・彩色・・
結婚時に作られた綺麗な若々しいピンク色で、最近は箪笥に眠っていたそうです。
せっかくなので、柄を少しだけ描いて、簡単な付下げにすることになりました。
もとの着物の写真を撮り忘れたので、イメージだけ
こんな感じの色だったけれど、もうちょっと落ち着いた色
この地色の上から友禅の柄を入れると、かなりピンクが出てしまうので、
染屋さんに相談して、一度地色を抜くことにしました。
薄い地色ならそのまま柄を染めて、上から地色を変えて、
それは何度かしたことがあるのですが、色を抜いて白地に戻しての作業は初めて・・
とても勉強になりました。
地色は綺麗に抜けたのですが、
紋の墨と、落款の朱肉がそのまま抜けずに残ったこと。
薄くもならない。にじむこともない。
これを抜くのは、しみ抜きの専門家なのでしょうね。
前裾部分、しみをつけてベンジンで自宅手入れされたそうで、色が薄くなってしまったところが一か所あったのですが、
地色といっしょに綺麗に抜けると思ったのに、その部分だけ黄色く変色しました。
本当に難しいものです・・。
そして、いっしょに抜いた八掛(裏地)
こちらは市販の裾ぼかしの八掛けですが、染料が違うのでしょう。
ハイドロではまったく色が抜けない・・・。
染料は難しい・・。
(さも自分で 作業したような表現でごめんなさい。色抜きは染屋さんにお願いしました。)
地色が抜けたところで、友禅の工程
柄のご希望は、「クリスマスローズ」
図案を描いて、見せてから、
下図・糸目糊・彩色・・
前裾部分(おくみと前幅)
しみになって色が変色した部分は花を一輪足してしみを隠す・・
後裾
袖
胸
クリスマスローズって、葉がもっと大きくて分厚い(いかつい)感じだけれど、少し小さめ繊細に・・
そして、地色が抜けなかった八掛は、手持ちの地模様入り生地で、
左ワンポイント柄
右・・生地の地模様
八掛の生地とは違うけれど、柄の入った八掛は好きです。
現在、染屋さんに地色を染めに出しています。
染め上がりはまた1か月後ぐらい。
濃い地色が入ると雰囲気がまったく変わります。
綺麗に染まりますように・・
2014年8月3日日曜日
談議所栄二さんの 「椿」
コメントで談議所さんの「椿」が出てきましたが、すぐに図柄が思いつかなくて、改めて加賀友禅現代作家集を探してみました。
古い本で知らない人の方が多いでしょうね。
たまには、埋もれている作品たちを出してやるのもいいかな。
古い本で知らない人の方が多いでしょうね。
たまには、埋もれている作品たちを出してやるのもいいかな。
「早春」(中振袖)
昭和48年作
加賀友禅現代作家集8
「椿」(染帯)
左・・・昭和48年作 加賀友禅現代作家集3
右・・・ 昭和40年作 加賀友禅現代作家集8
「椿」(色留袖)
昭和47年作
加賀友禅現代作家集6
(本の色はもう少し 地色が緑がかっている)
この「 加賀友禅現代作家集」初めの薄い大型本は全10冊で、その後20冊以上 厚みのある立派な装丁の大型本として出版されていました。
初期の本はだいたい昭和51年出版。
この本の中に、当時の作家さんの自由なのびのびとした表現があり、
今回改めて気づいたのが、
解説する方の熱い思い
呉服業界売り手サイドのはっきりとした見方に基づいた思い (結構制作サイドにきつい表現を使って奮起を促しています)
この40年ほど前の「熱 」・・・少しずつでいいから今の「迷」を破って表に出てきますように・・・
そして、再び、フジアート出版や京都書院のような売れなくても良書を出す出版社が出てきますように・・・
2014年8月2日土曜日
談議所栄二さんの染屏風 「群生」
談議所栄二さんの染屏風 の写真をいただきました。
ご家族の個人所有で、二曲屏風
虫干しのためしばらく飾られていたそうです。
「随分と古いものですが、シミもなく保存状態も良かったです」
のコメントもいっしょにいただきました。
手持ちの古い本、「 加賀友禅 現代作家集7」の中にこの作品が載っていました。
「水芭蕉」の柄のアップ
虫干しのためしばらく飾られていたそうです。
「随分と古いものですが、シミもなく保存状態も良かったです」
のコメントもいっしょにいただきました。
手持ちの古い本、「 加賀友禅 現代作家集7」の中にこの作品が載っていました。
加賀友禅 現代作家集7
昭和51年発行
フジアート出版
7ページ
「群生」染屏風
昭和38年制作
第6回日展出品作
50年前の作品ですね。
思いをこめて作られた作品が、大事に状態よく保管されている。
すごく当たり前のことですが、
すばらしい作品が普段は見られることなくあちこちにあるんですよね。
個人所有ってそういうことなんだ。
改めて、自分の知らないところに在る「物」たちを身近に感じてしまいました。
写真ありがとうございました。
2013年4月9日火曜日
麻生地を染める
麻の生地に友禅染をするお仕事の依頼がありました。
絹の生地にしか染めたことがないので、染料を麻・綿用の直接染料に変えて(絹生地は酸性染料・含金染料)、サンプル生地に試し染めしました。
この麻生地が何になるか、どのような柄を染めるかは公表していいのかどうかわからないので、試し染めのみのご紹介になるかもしれません。
ちょっとわかりにくいのですが、まだ糸目糊がついたままの状態です。
下に白い紙を敷いているので比較的柄がはっきり見えますが、うまく染まっているのかどうか透かして見るとよくわかりません。
その後、蒸し・水元(水につけて糸目糊や余分な染料を流す) ・湯のし代わりのアイロン仕上げ
染めあがった生地をカーテンの上に掛けて、柄がどんな風に染まっているが見ました。
左が遮光カーテンの上で、右がレースのカーテンの上(光を通してかなり透けています)
染めの制作途中よりも出来上がりの方が柄がはっきり見えて、思っていたよりもしっかり染まっていました。
生地の目が粗いので、友禅染の繊細なぼかし表現はできませんが、この透け感はおもしろい。
触ったことのない生地を染めるのは本当におもしろい。
いろいろ試させていただけることに感謝です。
絹の生地にしか染めたことがないので、染料を麻・綿用の直接染料に変えて(絹生地は酸性染料・含金染料)、サンプル生地に試し染めしました。
この麻生地が何になるか、どのような柄を染めるかは公表していいのかどうかわからないので、試し染めのみのご紹介になるかもしれません。
サンプル生地
麻の生地と言っても着物用のものではなく、隙間のいっぱい空いたかなり透ける生地です。
ほとんど糸を染めるみたいで 、柄を描いてうまくでるのかどうか、やってみなければわかりません。
いつも通り、青花で描こうとすると、穴が大きくて線がまったく見えない。
それで、下図はあきらめて、生地の下に下図を置いて、下図の線に沿って直接糸目糊を引きました。
糊の状態の写真を撮り忘れました・・・。
(試しなので、 図案は手元にあるものをそのまま利用して・・・)
そして、彩色
酔芙蓉と百合の柄
彩色終了
ちょっとわかりにくいのですが、まだ糸目糊がついたままの状態です。
下に白い紙を敷いているので比較的柄がはっきり見えますが、うまく染まっているのかどうか透かして見るとよくわかりません。
その後、蒸し・水元(水につけて糸目糊や余分な染料を流す) ・湯のし代わりのアイロン仕上げ
染めあがった生地をカーテンの上に掛けて、柄がどんな風に染まっているが見ました。
左が遮光カーテンの上で、右がレースのカーテンの上(光を通してかなり透けています)
染めの制作途中よりも出来上がりの方が柄がはっきり見えて、思っていたよりもしっかり染まっていました。
生地の目が粗いので、友禅染の繊細なぼかし表現はできませんが、この透け感はおもしろい。
触ったことのない生地を染めるのは本当におもしろい。
いろいろ試させていただけることに感謝です。
2013年2月28日木曜日
落款印
新しく落款印を作りました。
普段、着物や帯など自分の作品には染料で落款を染めています。
落款登録をして使い始めた時、なんだか気恥ずかしくて、仕事以外の小物製作には落款を入れていませんでした。
すごく偉そうな気がして(自己主張が強すぎるようで)、何でも簡単に落款をつけるのに抵抗がありました。
でも、何がきっかけだったかわからないのですが、「落款は自作のサインであって、その品物に私が責任を持ちます」という印だと気がついたのです。
よくよく考えたら当たり前のことなんですが、これが結構重くて、いい加減な仕事をしてはいけないなぁと、痛感しました。
それから、どんな小さな小物にも落款を入れることにしています。
普段、着物や帯など自分の作品には染料で落款を染めています。
落款登録をして使い始めた時、なんだか気恥ずかしくて、仕事以外の小物製作には落款を入れていませんでした。
すごく偉そうな気がして(自己主張が強すぎるようで)、何でも簡単に落款をつけるのに抵抗がありました。
でも、何がきっかけだったかわからないのですが、「落款は自作のサインであって、その品物に私が責任を持ちます」という印だと気がついたのです。
よくよく考えたら当たり前のことなんですが、これが結構重くて、いい加減な仕事をしてはいけないなぁと、痛感しました。
それから、どんな小さな小物にも落款を入れることにしています。
普段使っている落款
これは、加賀染振興協会に登録している落款で「加賀友禅作家 宮腰一恵」の印です。
加賀友禅の落款帳にも載っているものです。
着物や帯などに落款を入れて、さらに検査に合格すると加賀友禅の証紙を貼ってもらえます。
証紙を貼ってもらうにはいろいろ決まり事があって、小物や、 素材が絹100%でない場合、適用外だったりします。
今回、証紙適応外の品物を作っていて、どうせなら落款も染めではなくて、新しく朱肉を使う落款印を作ろうと考えました。
加賀友禅にこだわらずに作った品物に対して、振興協会に登録している落款とは違った自分の印を捺す。
分けて考えるのもいいかも・・・。
そして、
印刷屋さんに相談して作ってもらった新しい落款印
書道はまったく門外漢なので、何体か全然わかりませんが、判子によくある字体です。
枠に少し切れ目をいれてもらいました。
出来上がった印鑑に朱肉をつけて、ちょっと緊張して初めて捺す瞬間、結構うれしい。
「おお、なんだか作家先生みたい」
ちょっぴり偉くなった気がしなくもない。
これから、登録落款と、この新しい落款印と、併用しようと思っています。
「新しい印」の方もよろしくお願いいたします。
2012年11月3日土曜日
全国伝統的工芸品フェスタin石川
昨日は、午前中伝統工芸士の資格更新で、午後から21世紀美術館に行って来ました。
2012全国伝統的工芸品フェスタin石川
11月1日~4日
しいのき迎賓館をメイン会場に、
金沢21世紀美術館で、第15回日本伝統工芸士会作品展が開催されています。
今回私は出品していませんが、地元開催ということで、例年より多めに加賀友禅が出ていました。
加賀友禅に関しては、知人(こちらから一方的にお名前を知っている方が多い)が出品されていることもあり、またいろいろな展示をたくさん観すぎていることもあって、批評や感想はなかなか言えなくなっています。
なので、加賀友禅は横において、細かい匠の手仕事はやはり綺麗でした。
特に絞りが美しかった。
見惚れてしまいました。(欲しい・・)
21美はいつも無料スベースが充実していて、今回も写真展などもやっていました。
その無料スベースで、すごく素敵な展示がありました。
金沢21世紀美術館 「matohu 日本の眼」展
期間:2012年7月21日(土)~2012年11月25日(日)
matohuのホームページ
http://www.matohu.com/news/index.html
matohuのホームページからそのコンセプトを抜書きしました。
服飾ブランドmatohu まとふ(まとうと読む)は、2005年のデビュー以来、「日本の美意識が通底する新しい服の創造」をコンセプトにした独自のスタンスで、東京コレクションにおいて異彩を放ってきました。そして2010年から「日本の眼」をテーマに、日本の美意識をひとつずつ取り上げ、毎シーズン服で表現する挑戦を続けています。金沢21世紀美術館デザインギャラリーでは、「かさね」「無地の美」「映り」「やつし」などをキーワードに、日本の美意識の再発見とその表現を、matohuの最も代表的なアイテム「長着(ながぎ)」―コレクションテーマにそって同じデザインで作り続けられている服―を通して展示します。
歴史の経糸を貫く感性が、現代の生活にどう生かされ、個々人の生活に気づきと豊かさをもたらすのか、そのヒントを見つけに来てください。
材質にこだわって織られた生地で、テーマに沿って作られた、直線的な洋服が並んでいました。
シルエットはほとんど同じなのですが、薄めの生地で綺麗。
色の重ねも着物に通じています。(テーマ 慶長の美)
天井からつるされた薄い布地の揺らぎと生地の色に合わせた服地の色使い。
展示の仕方がとてもお洒落なんです。
そして、試着できるコーナーで着たコートの柔らかさと軽さ暖かさ。
お金があったら、本当に欲しいコートでした。
まったく文章では伝わりません。
そして、ホームページを見ても、服地の柔らかさが伝わってこないなぁ。
21美のショップで買ったカード
21美ショップはいつもおもしろい商品が並んでいます。
品物はしょっちゅう入れ替えられるので、今度買おうと思っているとなくなっていることがよくあります。
今日は、ミラーカードを買いました。
中は銀色のミラーになっていて、折れ曲がる半分のところに絵が描かれています。そして、もう半分が対称に立体的に写し出されます。
写真を撮ろうと思ったら、ミラー面のために、カメラや後の風景や私や全部写ってしまい、カードの絵が見えない。
面白い絵柄なんですが、移りませんでした。
友達が送ってくれた画像。
可愛い顔だぁ。
2012年10月25日木曜日
伝統工芸士のホームページ用写真
11月2日に、伝統工芸士の研修(?)・資格更新のためのお勉強会のようなものがあります。
4~5年前に資格を取って以来初めての更新で、5年ごとに勉強会があるそうです。
その時、伝統工芸士紹介のホームページに載せるデーターを提出します。
写真1~2枚掲載で、本人の顔写真・作品の写真・工房の写真、どれでもいいそうですが、顔を出したくないので、着物写真を載せていただくことにしました。
4~5年前に資格を取って以来初めての更新で、5年ごとに勉強会があるそうです。
その時、伝統工芸士紹介のホームページに載せるデーターを提出します。
写真1~2枚掲載で、本人の顔写真・作品の写真・工房の写真、どれでもいいそうですが、顔を出したくないので、着物写真を載せていただくことにしました。
振袖の写真
染帯の写真
着物の写真って、柄がうまく出ません。
衣桁に掛けて綺麗に撮っても、柄が小さくてはっきりしなかったり、ぼけてしまったり・・・。
綺麗に飾られた雛形の写真は、少し気取ってよそよそしく見えるので(私だけの感覚かもしれませんが・・)、個展の時の裏地が見えていたり、無造作に階段に掛けた着物を2つ並べて加工しました。
染帯は、全体ではなくて柄のアップを。
いろいろ理由を並べていますが、本当のところは、あまりいい写真がなくて、いつも比較的綺麗に撮れている写真の使いまわしです。
もっと他にも作っているのですが、見栄えしない・・。
作品と呼べるしっかりした物ができていないのでしょう。
あらためて、これから精進します。
話は変わって、少し前、久しぶりにホワイトボードに絵が描かれていました。
娘の猫(?)の落書き。
誰かが絵を描くと、誰かがいつの間にか付け足したり落書きしたり・・・。
どうも、この読みにくいひらがなは相方のようで・・・。
やっぱり踏みつけにされているのは私なのかなぁ・・。
「なんで、おれが真ん中なんやぁ」って、息子。
どや顔は当然娘。
最近みな忙しくて、落書きがなかったので、久しぶりに新鮮。
消える絵はカメラにパチリ。
2012年10月18日木曜日
加賀友禅の証紙を貼りに
今日は、加賀友禅の証紙を貼ってもらうため、検査を受けてきました。
ほぼ、1年ぶり。
証紙に関しては、一度書いていますので、そちらから。
http://sorakara11.blogspot.jp/search/label/%E5%8A%A0%E8%B3%80%E5%8F%8B%E7%A6%85
どうも業界関係者の中に入るのは緊張するようで、ちょっと風邪気味もあって、家に帰ると、下図を考える気力がなくなりました。(頭が疲れて、考えたくない・・)
着物の話をするにしても、業界関係者よりも、普通の着物好きの方が楽しいですね。
利害がからんできたり、業界不況の暗い話になったり、最近はそれを通り越して、着物の話すらしなくなっているのかも・・・。
重い会話があるわけでもないし、淡々と検査が進んでいるだけですが、緊張感が半端じゃない。(たぶん、私だけ)
今日は検査受ける着物も少なかったなぁ。(制作量の減少。)
お天気悪く、ちょっと寒いし、猫は脱走するし・・・。
こんな日は、お茶でも飲んで、甘い物食べて、脳に栄養を与えてあげよう。
ほぼ、1年ぶり。
証紙に関しては、一度書いていますので、そちらから。
http://sorakara11.blogspot.jp/search/label/%E5%8A%A0%E8%B3%80%E5%8F%8B%E7%A6%85
どうも業界関係者の中に入るのは緊張するようで、ちょっと風邪気味もあって、家に帰ると、下図を考える気力がなくなりました。(頭が疲れて、考えたくない・・)
着物の話をするにしても、業界関係者よりも、普通の着物好きの方が楽しいですね。
利害がからんできたり、業界不況の暗い話になったり、最近はそれを通り越して、着物の話すらしなくなっているのかも・・・。
重い会話があるわけでもないし、淡々と検査が進んでいるだけですが、緊張感が半端じゃない。(たぶん、私だけ)
今日は検査受ける着物も少なかったなぁ。(制作量の減少。)
お天気悪く、ちょっと寒いし、猫は脱走するし・・・。
こんな日は、お茶でも飲んで、甘い物食べて、脳に栄養を与えてあげよう。
2011年9月16日金曜日
伝統証紙と落款について
加賀友禅 伝統証紙
(下は生地に貼られていた大島紬の証紙です)
昨日、私の着物に上記証紙を貼りに、加賀染振興協会(通称友禅会館)に行ってきました。
まず、申請書等書類を記入し、検査員に作品を見せて検査してもらい、合格したら検査員に上記証紙を貼っていただき、赤い割り印を押してもらいます。
たったこれだけの作業なのに、なんとなく緊張してしまいます。
商社から依頼された商品に関しては、まとめて商社の担当者が検査会場に持って行ってくれます。
個人で作った品物に関しては、振興協会組合員ならだれでも、月1回決まった日時に検査を受けることが出来ます。
伝統証紙並びに落款の定義については、振興協会のホームページをご覧下さい。
今日は、証紙と落款についての私なりの意見を書きたいと思います。
本加賀友禅の着物には、ほとんどトップ写真の証紙が貼られています。
お客様はこの証紙を信頼して、着物を買われると思います。
ところで、加賀友禅の作家さんって、何でしょう?
上記振興組合のホームページにも明記されていますが、加賀染振興協会に加入し、落款登録をして活動をしている作家さんのことです。
落款名簿です
(加賀染振興協会に行った時に新しいものを買ってきました)
振興協会に加入せずに、染色家としての肩書き(加賀友禅作家ではなくて)のみで活動する作家さんもいます。
振興協会に以前加入していて、脱会された方もいます。
その方たちは、金色の小さな伝統証紙を貼ることはできても、ピンクの大きな証紙を貼ることはできません。
ピンクの大きな証紙は振興協会が発行する証紙だから加入しない者は資格がないのです。
証紙の貼られた品物は間違いなく加賀友禅作家が作った本物です。
けれども、証紙の貼られていない品物の中にも本当にいい着物があります。
加賀友禅作家さんが作っているからといって、
時間をかけて一生懸命に作っていても思う通りにできないこともあります。
質のいい生地を使っていてもデザイン感覚が古いこともあります。
力を入れすぎて、着姿があまりよくないこともあります。
加賀友禅作家を批判しているわけではありません。
一友禅作家として、いい着物ってどんな着物だろうと、日々考え制作していますが作るもの全部が納得いく品物とは限らないと言いたいのです。
買われる方は、証紙は品質保証程度に考えて、本当に御自分に似合う着物を選び、いつまでも長く好きでいていただける商品を購入して欲しいなぁと思います。
ちなみに、証紙が貼ってある着物は、加賀友禅の作家さんが作られた本物ですが、加賀友禅の作家さんが作った着物すべてに証紙が貼ってあるわけではありません。
生地の問題で、証紙を貼る条件に絹100%とあります。
変わり織り生地で、綿糸と絹糸が混じった生地の場合、どんなに質のいい生地でも、作家さんが作っても、証紙を貼ることができません。
私の場合、箪笥に眠る生地を使用する場合も、証紙を貼らないことがあります。
昔の生地は短めで、証紙を貼る部分10cmの長さを生かしたい時などです。
証紙の有無は大事ですが、参考程度に考えられるのがベストだと思います。(個人的な意見で一般的加賀友禅作家の意見ではありません。)
なお、落款は作家のサインですので、証紙の有無に関わらず、私は入れるようにしています。
今日は少し文章が散漫で要点を得ていませんね。
わかりにくい文章ですみません。
















