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2014年9月6日土曜日

古い帯のリメイク トートバッグ

古くて渋い帯をリメイクしました。

 左・・表
右・・裏

 
 柄はとても素敵なのですが、
古い絹のカビ臭がする。
小さい全体柄なので、よくよく見ないとわからないけれど、全体にシミがある。
茶色で、とにかく地味で渋い。
これだけ渋かったら、帯にするにしてもかなりの年配だろうなぁ。

いろいろ好みはあると思いますが、
私には表地の黒っぽいグレーが暗く見えて、裏地を使用。
裏地はなんとなくゴブラン織の雰囲気で柄に立体感がある。


まず、帯を解いて、茶色く変色した帯芯を捨て、
ジャブジャブと水洗い。
(この感じの織の生地はほとんど縮まないだろうという予測通り)
カビ臭がとれ、ほこりがとれ、すっきり。

しっかりといい生地なので、トートバッグにリメイク。




 市販の綿生地を市松に


 古布着物地端切れを縦に
絹の方が質感は馴染む


生地の地味さや渋さはどうしても残るけれど、これならまあまあ使えそう。



端切れをつなぎ合わせて、思ったよりも楽にバッグができたので、
手元にある試験に染めた生地で、同じ形の友禅バッグを作ってみました。


 昔染めた山茶花の柄
20年近く前?
下手で恥ずかしいけれど、遠目にはわからないかも



 額紫陽花の柄
10年?15年?ぐらい前
5月末~6月頃に持つのにいいかも


 雪柄
これは最近  2~3年前?

60㎝ぐらい生地があれば、片面友禅柄のバッグができる。
 

友禅技法を使った手軽に購入できる小物の制作は課題の1つですが、
一から染めて制作するとどうしてもコストがかかってしまいます。
コストを下げるために、柄を小さくしたり減らすと貧弱で、プリント柄の方が安くで素敵・・。



そして、余った10㎝程度の綿端切れをミシンでパッチワークして、


ランチョンマット? 鍋つかみ? 鍋敷き?  3つ出来上がり。


2 件のコメント:

きみ藤 さんのコメント...

カビ臭のするものでこんなに素敵にリメイクできるなんて。
友禅のバッグ、いいですね。今度見せてくださいね。

ソラカラ さんのコメント...

きみ藤さん
リメイクおもしろいでしょう?!
山茶花の柄と雪柄は貰い手が決まって手元にないのですが、今度紫陽花柄見せますね。
使えそうなら、端切れを染めてまた作ってみたいと思っています。
試験に染めた端切れもまだ少し残っているし・・
前に言っていた「しみのある博多織の帯」(覚えているかな?)
友禅で柄を足して今仕上げに染屋さんに行っています。
戻ってきたら、ブログでアップしますね。

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