○○の模様と言えば、まあまあ柄の形は思い浮かびますが、「この柄の名前はなんだったっけ」ってこともよくあります。
記憶はいい加減で、間違って覚えていたり。
柄については、写真をアップする時にできるだけ調べて、知識を増やしたいと思います。
まずは、昨日の帯の柄をアップで紹介します。
模様の説明は、「きもの文様図鑑」 婦人画法社刊 より抜書きしました。
金の引箔の帯地に蝶の刺繍 袋帯
揚羽蝶は緑黄地に黒い筋や斑文のある大きな美しい蝶で、鳳蝶ともよばれます。蝶文の代表的なもので、牡丹や撫子などとともに小袖に描かれました。
現代でも振袖や留袖などに好んで用いられます。
また平家ゆかりの家々の、家紋としても知られています。
柄のアップ
西陣「鹿子井山田」の袋帯です。
柄はかなりデザイン化された唐草ですね。
クリーム色の地色で、いろんな着物に合わせやすい帯です。
色無地や小紋、訪問着に何度か使用しました。
鳩羽色 の袋帯
市松模様の中に丸文と縞を入れた袋帯
この縞柄の名前を探したのですが、よくわかりませんでした。
鴛鴦名古屋帯 太鼓柄
前柄
紬地に鴛・流水・紅葉・蛇籠文
蓑虫の帯って言っていたと思いますがよくわかりません。
和紙(蓑虫?)で柄を切り貼り付けてあります。
鴛鴦文(おしどりもん)
「えんおう文」ともいいます。
おしどりは姿と羽が美しく、また雌雄が常に一緒で夫婦仲がむつまじいところから、絵画や詩歌の題材とされてきました。
礼・盛装用のきものや帯に使われ、華やかで、めでたい図柄なので、結婚式のお色なおしや留袖によく見られます。
蛇籠文(じゃかごもん)
中に石を詰めて河川の護岸に使う円筒形の長い竹籠を、伏す大蛇に似ているため蛇籠(じゃかご)といいます。これに流水や草花、水鳥などをあしらって文様とし、江戸時代には染物や工芸品に広く用いました。その古典的な趣が好まれて、現代の染織品にもさかんに使われています。
黄土色に銀で丸文・鳥・花が織られています。
銀の部分が写真では出ていませんが、光の加減で、部分的に青く見えたり紫がかって見えたりします。
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