ピンクの色無地の着物を染めかえた「クリスマスローズ」の着物が仕立て上がりました。
過去ブログ http://sorakara11.blogspot.jp/2014/11/blog-post_21.html
全体
前部分
裾のアップ
前 胸から左前袖
昨日、仕立て上がった着物を納めに行ってきました。
すごくうれしいことに、その場で袖を通して着姿を見せてもらいました。
ご本人の了解を得ているので、顔を出して写真載せますね。
前姿
後姿
その場でサッと着てしまう
そんな着なれた姿にワクワクして
ついついお持ちの帯締めなどいろいろ替えて
遊んでしまいました・・
左・・・金糸入り水色とピンクの帯締めで
ちょっとフォーマル感アップ
右・・・濃い紫系臙脂色で上下に細く水色の縁取りとダイヤ柄
濃い色なのでキュッとしまってお洒落感アップ
人の箪笥の中って楽しい・・
いろいろ着物や帯を見せていただいて、
こっちがいいんじゃない? とか
これいいなぁ とか
着物話に長時間お邪魔してしまいました。
それにしても、
見ていいなと思う色と、着ていいなと思う色と、ずいぶん違います。
洋服ではちょっと着れない派手な色も、着物にすると「あれっ」と思うぐらい違和感なく似合ったりする。
(彼女は、若い頃のピンクの着物が普通に似合うんです)
地味過ぎるんじゃない?って思える地色も帯や襟で粋になる。
作り手がこだわっている微妙な差なんて吹き飛ばしてしまうぐらい、
着物ってなんでもありなんじゃないかなと思いました。
Fさん、楽しい一日ありがとうございました。
4 件のコメント:
ありがとうございました。シミがあってもう着用を諦めていた小紋がすっかり生まれ変わりました。
しっとりと落ち着いた雰囲気、それに今まで着物柄で見たことのないクリスマスローズを描いていただき、大満足です。
あれやこれやと着物に埋もれて楽しいひと時でした。また、いらしてくださいね。
きみ藤さん
こちらこそ、着物に埋もれて楽しかったぁ・・。
また遊びましょうね。
へ~い・・・本場加賀友禅に染替えして・・・再生する~素晴らしい・・・
昔、染替えは小紋や色無地、喪服等に再生していたが手描きとは!?
ただ、今回のキモノ肝心な襟と袖山に小シワが有るのが至極残念です
クロダイヤさん
さすが、画像よく見ていられますね。
今回、京都に仕立てに出して、発送時に襟と袖部分にしわがついてしまいました。
納める前に、衣桁に掛けて全体写真を撮ったので、しわ写ってしまいましたね。
もちろん、軽くアイロンでしわをとってから持っていきましたよ。
新しい質のいい生地に加賀友禅はいいのですが、
できれば箪笥に眠っているいい生地を再生したいって気持ちが強くて、
染めの技術をいろいろな形で生かしたいと思ってしまいます。
ただ、難点は、コスト面。
小物を作るにしても、直すにしても、どうしても安く抑えることができない。
難しいです。
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