今日は下図の話を。
少し前のブログで、銘仙の柄を帯にする予定と書きました。
http://sorakara11.blogspot.jp/2012/06/blog-post_14.html
銘仙の図柄をトレーシングペーパーで写したところ、帯のポイント柄にするには、散漫でした。
そのまま写した線は勢いもなくなるし、柄を出来るだけ生かして、図柄を足して、一応下図の形に収まりました。
これ、着物や帯の柄?
って、首を傾げたくなりますよね。
銘仙って、大正ロマンの時代、アールヌーボーの影響を受けていて、写しながら、なんて洋風なんだろうって感心しました。
ART NOUVEAU FLOWERS AND FLORAL ORNAMENT
DECORATIVE FLOWER AND LEAF DESIGNS
花のデザイン集です。
上はアールヌーボーの花の本、下は、レースや刺繍の下図のような本かなぁ。花や葉を大胆にデフォルメしています。
ちなみに、帯の下図は、自分がわかればいいと思って描いているので(人に見せてイメージをつかんでもらう用には描いていないので)、色鉛筆の塗りわけ等、実際の出来上がりとは、まったく違います。
これだけでは、すごく幼稚なお絵かきに見えますね。(出来上がりも幼稚に仕上がったら、どうしょう)
純粋な和柄や、古典柄より、ちょっと異質なテイストが加わるのは、作っていてワクワクします。
他にも古典柄の着物と並行して作業を進めているので、できあがりはまだ少し先です。
おまけ画像
「ごはーん」とねだる時だけ、じーっと私をみつめるヒナ
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