昨日は浅野川で灯篭流し。
今日は百万石行列。 と、金沢は百万石祭りでした。
6月の柄・モチーフを2回に分けてまとめます。
例によって、「おでかけ着物歳時記」より・・・。
6月の柄・モチーフ
雨・蛇の目・ホタルブクロ・水馬(あめんぼ)・蝸牛(かたつむり)・すずらん・桜桃(さくらんぼ)
鵜飼(うかい)・鮎(あゆ)・目高(めだか)・翡翠(かわせみ)
3・4・5月は、花が多かったのですが6月は、魚や昆虫、気象等が多いですね。
雨
「梅雨」(梅の実が熟す頃の雨、「五月雨(さみだれ)」(旧暦では5月にあたるので)
その他雨にまつわる日本語
「催花雨(さいかう)」・・・春先に植物の開花を促す雨
「青雨(せいう)」・・・青葉に降る雨
「秋霖(しゅうりん)」・・・秋の長雨 「霖」の字は「ながあめ」と読むらしい
「時雨(しぐれ)」・・・冷たい冬の雨
その他春の雨「甘雨(かんう)」「雨香る(あめかおる)」
「雨見(あまみ)」・・・月見の夜のあいにくの雨
「雨絣」
「雨絣(あめがすり)」
絣柄の一種で、経糸(たていと)にだけ絣糸を用い、絣の足をずらして織ったもの。経の絣が不規則に織り出されていて、雨が降っているように見える。
斜線もあり。紬の柄にも使われる
蛇の目(じゃのめ)
同心円の大小を2つ重ねたもので輪の形。
蛇の目紋は、武士の旗印。
ほたるぶくろ
蛍狩りの帰り、捕まえた螢をこの釣鐘形の花の中に入れ持ち帰ったことからついた名前。
学名「カンパニュラ」・・・「小さな鐘」の意味
あめんぼ(飴ん坊)・・・飴のような甘い匂いがすることから
別名 「水すまし」「水蜘蛛」
水馬って書くのは知らなかったなぁ。読めないな。
「松風に はらはらととぶ 水馬」 高濱虚子
蝸牛(かたつむり)
別名・・・でんでん虫(殻から「出よ出よ虫」から・・) ・まいまい
「足元へ いつ来りしよ 蝸牛」 一茶
すずらん
清楚で可憐な花だけれど、有毒植物
別名・・・「君影草(きみかげそう)」・「谷間の姫百合」
花言葉・・・「意識しない美しさ・純粋」
ほたるぶくろとすずらんは毎年庭に咲きますが、まだもう少し花は後ですね。
ほたるぶくろは、後2~3日。
すずらんは、花がかわいいのですが、赤に近いオレンジ色の実をつけます。
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