少し汚れていたのですが、オークションに出ていた写真でみるととても丁寧な刺繍だったので、材料として落札しました。
送られてきた品物は、想像以上に刺繍がすばらしい。
とても不思議な帯で、生地が綸子(りんず)のように光沢があって、帯生地ではなさそう。
柄が帯にしては、締めにくいところにあって、それでも長さは帯の長さがあります。
裏表ともに刺繍。
少し汚れていたこともあって、解いてみると、丸帯のように2倍の70cm以上幅があり、表と裏の柄がそのままつながって勢いよく伸びでいたのです。
上の写真は、横幅約70cm、大きい百合が直径15cmぐらいあります。
生地も、写真ではよくわかりませんが、左側が白っぽくて、右に行くほどに黄色がかったぼかし染め。
裏の柄には、1つだけ刺繍を施していない百合の形もありました。
(途中で刺繍するのをやめちゃったのかなぁ。刺繍し忘れたのかも・・)
百合の柄は、上の写真のように、1つ1つ絞り染めで花の形に染めて、その上から刺繍を施しています。
葉やつぼみは、全面に綺麗に刺繍をした上から、葉脈を刺繍。
形も綺麗で、とにかく凝ったものです。
さて、この生地をどのように生かそうか・・・。
手に入れた当初もいろいろ考えて生かしきれず、保留にして、箪笥にしまっていたのですが・・・。
帯として使うことはあきらめたので、一番端っこの小さめの柄を切り取り、帯生地はぎれにアップリケして敷物に1枚。
(まだ、仕上がっていなくて、アイロンもかかっていません。)
大きい柄を切るのはもったいないし、裏をつけて、暖簾?
上から垂らしてタペストリー?
どうしようかなぁ。
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