萩尾望都さんは、高校時代、「ポーの一族」を読んで以来の無条件ファンです。
良質の小説を読んでいるようなストーリー。
問題意識の高さ。
ずっとずっと、大好きでした。
ここ何年か、絵がずいぶん変わってきて少し残念ですが、それでもやっぱり、ほぼ無条件に(ほぼがつけば、無条件ではないですね)大好きです。
今回の「なのはな」は、3.11東日本大震災がテーマです。
何か描かずにいられない。
表現せずにいられない。
そんな思いがひしひしと伝わってきて、擬人化したプルトニウムやウランが痛々しい。
あまりの大きな出来事を前にすると、最近の私は、自分の言葉がみつかりません。
3.11に限らず、もっと身近な問題にも、自分の中で解決・説明・表現する言葉がない。
萩尾望都はやっぱり表現者なんだと思わずにはいられない1冊でした。
ちょうど1年たって、震災にむけての、表現者の思いは、たくさん出版されるのでしょうね。
友人が送ってくれた「マンサク」の画像。
マンサクの黄色い花が咲きはじめていますね。
早春 最初の黄色です。
マンサク(満作・万作)
春に他の花に先駆けて咲くので、「まず咲く花」から「まんさく」になったらしい。
細長いひも状の黄色いちぢれた花。赤い種類もあり。
花言葉・・・「幸福の再来」
まんさくや 小雪となりし 朝の雨 水原秋桜子
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