から、2月の柄・モチーフ小物についてまとめます。
まずは、2月の柄の抜書き
梅・鶯・節分・水仙・雪兎(ゆきうさぎ)・初午・猫の恋
辛夷(こぶし)・猫柳・小菫(こすみれ)・蕗の薹(ふきのとう)
梅
梅は白・淡紅・紅など花の色によって、白梅・紅梅に分けられる。
一重・八重・大輪・小輪・果実の大小など、多品種。
花の咲く時期は、白梅の方が先。
幹がゴツゴツしている。
2月3日の誕生花。
花言葉は「厳しい美しさ、あでやかさ」
「梅一輪 一輪ほどの あたたかさ」
服部嵐雪(はっとりらんせつ)
梅のデザイン
左 梅鉢
右 裏梅
梅鉢
梅の花を上から見た形を単純化した文様。
中心の小さな円を囲んで大きめの円が五つ並ぶ。
中心の小さな円を囲んで大きめの円が五つ並ぶ。
蔓(つる)をつけた加賀梅鉢。
真中で接続した光琳梅鉢。
左 加賀梅鉢 右 光琳梅鉢
裏梅
梅の花を裏から見た状態を意匠化した文様。
単純ながら個性的で、紋章にも取り入れている。
十二単の襲(かさね)の色目のひとつ。
十二単の襲(かさね)の色目のひとつ。
「きもの文様図鑑」 婦人画報社 より抜書き
左 紅梅がさね
右 梅がさね
紅梅がさね
紅梅の花の紫味の紅色(黄味のない赤)の表紅色。
裏紫。
梅がさね
紅梅の色をまねた、表濃い紅梅色(紫味の赤)
裏紅梅色。
「色の彩時期 目で遊ぶ日本の色」 朝日新聞社編 より抜書き
襲(かさね)色目は、たくさんあって、裏梅かさねも下のHPに出ていたので、参考まで
http://www.kariginu.jp/kikata/kasane-irome.htm
「色の彩時期 目で遊ぶ日本の色」 朝日新聞社編 より抜書き
襲(かさね)色目は、たくさんあって、裏梅かさねも下のHPに出ていたので、参考まで
http://www.kariginu.jp/kikata/kasane-irome.htm
水仙
別名 「雪中花」
雪の中でも春の訪れを告げる。
英名「ナルシサス」
ギリシャ神話の美少年の名前で、泉に映った自分の姿に恋をして毎日見つめ続けたら、 いつのまにか1本の花になってしまった。
”ナルシスト”の名はここからくる。
花言葉
「思い出、記念」(房咲水仙)
「持って生まれた素質」(ラッパ水仙)
「詩人の心」(口紅水仙)
「思い出」(糸水仙)
「優しい追憶 」(笛吹水仙)
「田園の幸福 」(八重咲水仙)
「水仙の 香やこぼれても 雪の上」
加賀千代女(かがのちよじょ)
梅や水仙。
まだまだ今年の節分は真っ白です。
北陸の30cmの雪で、もういいかげんうんざりしているのに、テレビの映像で見る青森の雪の壁は、想像がつきません。
春が待ち遠しい。
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