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2013年1月7日月曜日

「八重の桜」

歴史の中で一番好きなのは、
ずっと飛鳥から奈良時代、(それから平安時代)でした。
昔のことで記録に残っている部分が少なく、学生時代は覚えることが少ないことも一つの理由です。
京都より奈良の大らかさが好きで、仏像もお寺巡りも好きでした。

以前にも書いたかもしれませんが、最近は、幕末から明治維新の価値観の大きすぎる変化が何よりも魅かれます。

今年の大河ドラマは、新島八重の視点からの幕末・維新。
女の人が主人公の歴史物は、えてしてホームドラマ的になっている事が多いので、「どうかなぁ?」って、思っていました。

第一回を見て、「やっぱり、この時代、面白い。」

昨日の放送分は、私が生れる約100年前です。
たったの100年ですよ。(今から150年になりますが・・)
たったの100年で、これだけの生活の変化。価値観の変化。
激動の時代って言葉ではまだまだ足りないです。

「ならぬことはならぬのです」
これ、キャッチフレーズとして使われるのかなぁ。
この言葉、実は、現代人が一番欲している言葉かもしれません。
価値観が多様化して、情報が錯綜して、今は「絶対ダメ」って断言できなくなっている気がします。
ゆるぎない価値観が自分の行動の底辺にある人と、ない人と、潔さもちがってくるでしょう。(精神的な強さも)
私は、子供を育てる時に、道徳的・倫理的、日常生活の「良い・悪い」をしっかり教えてきたのか・・、まったく自信がありません。「わからんけれど、ま、いいか」でしたから・・。

戊辰戦争は、痛々しい戦いです。
その後の、江戸の武士の価値観から、明治の価値観への大きな短期の変遷。
やっぱり、この時代はおもしろく、ドラマも楽しみです。

1 件のコメント:

Tomoko さんのコメント...

「八重の桜」私も興味深く第一回を見ました。
幕末はイデオロギーが激しくて、なかなか近づけない領域でしたけど、
ここ10年ほどもかかって(スローすぎ?)ようやく少しずつ分かるようになりました。ずっと以前、鶴ヶ城に行ったときに、会津戦争後の天守閣の写真を見て(ネットでも見られますね)現実ってこうだったのかあ〜と衝撃を受けましたが、ホントに戊辰戦争一連の戦争はイタイですよねえ。
松平容保、賛否両論ですが、私は判官贔屓的にあの一途さもまたよしと思っています。
会津藩にはいろいろな女傑がいらっしゃったそうですね。これからが楽しみです。

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