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2012年7月19日木曜日

千鳥と舟の麻帯

オークションで柄が気に入ってついつい買ってしまった麻の夏帯が届きました。

 太鼓柄


 前柄

 ちどり部分のアップ


夏用の帯は、礼装用と前に写真をアップしました名古屋帯しか持っていなかったので、この柄を見て一目ぼれ。


前にアップした写真

このカトレア柄は頂き物ですが、本当に好きで、愛用しています。
でも、さすがにちょっと派手かなぁって気がしていました。(好きだから気分次第でまた使う気がしますが・・・)

今回手に入れた麻の帯は、墨と顔彩の素描です。
ふっくらした「ちどり」柄が可愛いい。


千鳥文(ちどりもん)

ちどりの図柄2種

動物の家紋「丸に千鳥」

「着物文様図鑑」から

川原や海辺に見られる千鳥は、古くから歌にも詠まれ、愛されてきました。
蒔絵や染織品などに詩情豊かに文様化されています。
写実的な千鳥、千鳥がつながっているような千鳥繋ぎ文、観世波に千鳥、波に千鳥など海辺模様の中にもあしらわれています。

上の写真のちどりの図柄2種の右側は、「シロチドリ」の図柄。
シロチドリは、わりに細身で、波打ち際などに群れをつくって砂中の虫などをエサにしています。
飛ぶ姿も美しく、かなり早いスピードで飛行。


この麻帯、本当に涼しげだなぁ。
今度、ちどりを柄に取り入れるのもいいかもって思ってしまいました。

それにしても、どこかから、
「このぐらいのすっとした簡単な柄なら、自分で描けばいいのに・・」って声が聞こえてきそうです。

素描はほとんどしたことがないので・・・(高価な生地に一発勝負はちょっと怖い。)
麻を染める染料は、絹の染料とは違って、持っていないので・・・。
言い訳の言葉はたくさん出てきますが、自分で染めるよりも、出来上がりの中古オークションは価格が安いので・・・・ということで・・・・

1 件のコメント:

アンセル・シンプソン さんのコメント...

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アンセル・シンプソン 
ザ・ソクラチック・レビュー
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