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2012年5月14日月曜日

「きっと きっと -つぶらな瞳たちへー」

今日は、金沢市竪町のゑり華さんに行ってきました。

店内には、ゑり華花岡さんのコレクション・大正~昭和初期のアンティーク半襟展が催されていて、すばらしい刺繍が並んでいました。
いつも思うのですが、この時期の刺繍は、本当にすばらしいです。
着物に関しても同じことが言えると思いますが、デザイン的で大胆。自由な発想。
とてものびのびと表現されています。
着物が日常生活から消えて、礼装用が主流になってしまったからでしょうか、模様までが小さく限られた物になってきているように感じます。


そして、ゑり華さんの店内でみつけた本。

「きっと きっと -つぶらな瞳たちへー」
志田 弘子 友禅染 絵詞
自費出版

母親の目線で、子供たちに残したいもの、伝えたいもの、守りたいもの、・・・
力強い詞と、友禅染で描かれた人物の染絵でつづられています。

東日本大震災以降、今の自分に何が出来るのか、具体的な形で考えるようになりました。
一人の力では非力ですが、できることは何か・・・。
友禅作家さんである志田さんは、本の中で自分の言葉と自分の絵で行動されています。
半年で、1冊。本当にすごいなぁ。
改めて、自分に何ができるのでしょうか?

志田さんHP 「じゃり道工房」
http://jarimiti.petit.cc/grape1/


おまけ画像2枚
柚木さんのポストカード階段に追加


今日友人からもらった画像 丁子草
綺麗



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