まだ気温が低くて寒いのですが、日中青空が見えると気持ちいいです。
3回ぐらいに分けて、秋月洋子さんの「おでかけ着物歳時記」から、3月の柄をまとめます。
菜の花・土筆(つくし)・蝶・筍(たけのこ)・柳・蒲公英(たんぽぽ)・蕨(わらび)
春蘭(しゅんらん)・木蓮(もくれん)・山吹・八重桜
桃の節句にちなんで
雛人形・犬筥(いぬばこ)・桃の花・姉様人形・貝桶(かいおけ)・蛤(はまぐり)
菜の花
草絵 妣田圭子創作集 より
菜花 木村雨山 フジアート出版より
草絵 妣田圭子さんの貼り絵と、加賀友禅の人間国宝だった木村雨山さんの作品から、花の絵を借りてきます。
妣田圭子さんの本に関する以前の記事http://sorakara11.blogspot.com/2011/11/blog-post_20.html
木村雨山さんに関しては、こちらに詳しく載っていました。
3月の「桃の節句」では、
桃の花とともに一緒に飾られることがある。
菜の花の別名 「花菜」(はなな) 「菜花」(なばな) 「菜種}(なたね)
桃の花とともに一緒に飾られることがある。
菜の花の別名 「花菜」(はなな) 「菜花」(なばな) 「菜種}(なたね)
菜の花が咲く頃に降り続く雨を ”菜種梅雨(なたねづゆ)”という。
花言葉は「豊かさ、財産」
土筆(つくし)
正しくは「杉菜(すぎな)」の胞子茎(ほうしけい)というもので、「付子」とも書く。
土筆(つくし)= 茶色の胞子茎。3月頃。
杉菜(すぎな)= 緑色の細い葉。4月頃。
杉菜(すぎな)= 緑色の細い葉。4月頃。
蒲公英(たんぽぽ)
蒲公英に蝶
蕨(わらび)
早蕨
雨山さんの蕨の図柄は好きです。表情豊かですね。(うまく色が出ていませんが・・)
名前は「藁火(わらひ)」の意で、その色が焼いた藁に似ていることから
また、「わら(茎)」「み(実)」の”わらみ”が変化したもので、食べられる茎、の意から、との説もある。
「石走る(いわばしる) 垂水(たるみ)の上の 早蕨(さわらび)の 萌え出づる春に なりにけるかも」 (万葉集 志貴皇子(しきのみこ))
早蕨 = 若芽の蕨(諸説あり)
また、「わら(茎)」「み(実)」の”わらみ”が変化したもので、食べられる茎、の意から、との説もある。
「石走る(いわばしる) 垂水(たるみ)の上の 早蕨(さわらび)の 萌え出づる春に なりにけるかも」 (万葉集 志貴皇子(しきのみこ))
早蕨 = 若芽の蕨(諸説あり)
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