「花」 加賀友禅 談議所栄二素描集
昭和51年 フジアート出版発行
限定800部
談議所栄二さん(1899~1974 明治32年~昭和49年)
加賀友禅の巨匠で、草花の繊細な描写が特徴。
談議所さんは大好きな作家さんです。
上記素描集は、オークションの古本を購入しました。
写真は、素描集の中の椿(上)と泰山木(たいざんぼく 下)です。
「加賀友禅現代作家集」①~⑩
昭和51年
フジアート出版 発行
④と⑤から 談議所栄二遺作集のページより
椿の染額(上)と泰山木の染帯
実は、昨日終了分のオークションで、談議所さんの染帯を見つけまして、欲しくて欲しくて・・・。
染帯は自分で染めた物がいくつかあるので、購入する必要はないのですが、実物が見たくて、つい参加してしまいました。
ただ、職人さんなんて職業は、一部を除いて貧乏人ばかりで、早い段階で高値についていけず、撤退。涙。
そのオークションの写真の1枚がこれです。
(写真無断使用です。ちょっとまずいかな)
加賀友禅現代作家集の「泰山木」の柄ですね。
柄の彩色が本と少し違うので、同じ下図で何本か染めた染帯の1本だと思います。
作家さんから購入された人の手元に行くまでに、間に入った商社・呉服店の手違いか、入れ替わったのか、「白椿」の短冊が付いています。
買われた方はきっと勘違いされていたでしょうね。
(証紙や色紙・短冊・・・、間違ってついていることはまずありませんが、作品そのものを好きで理解して買っていただければうれしいです。)
それにしても、無理してでも、もう少しがんばれば良かったかなぁ。
だんだん悔しくなってきた・・・。
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