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2012年4月27日金曜日

いつの間にか散ってしまった庭の花

今日はとても綺麗な青空で、気持ちのいい一日でした。

展示2日目、来ていただいたお客様、ありがとうございました。
着物姿の方も多く、着物談義に花が咲いて、楽しい一日でした。

今日こそ忘れずにカメラを持って行ったのに、結局あまり写真を撮らなかったなぁ。
まあ、そんなものかも・・。


ブログお休みしている間に、庭の花が一斉に咲いて、緑が増し、瞬間に散った物やら、少し長持ちしているものやら・・・。
少し前に撮った写真を順番に紹介します。


イカリソウ

左・中央 庭に咲いている状態
右  2枝花瓶に入れてみました。

イカリソウは、一輪挿しに入れると、すごく形になりやすくて綺麗です。
そして、猫が大好き。
枝をみるとすぐに寄って来て、葉をムシャムシャ。
右の画像を撮った後、1時間後には、葉は一枚もなく、翌朝には花の形もなくなって、細い茎だけが残されていました。
このイカリソウ、咲き始めから1週間ぐらいで花が散り、今は緑の葉のみ大きくなっています。


 アケビ

左  つぼみ
右  花開いたところ
今は右状態です。比較的長く咲く



 チゴユリ

左  つぼみ
中・右  花
今、庭中にこの小さな花が咲いています。


 
 ニリンソウ

今年はいつもよりもたくさん花をつけました。可愛い。
もうそろそろ終わりかな。



一重のヤマブキ

つぼみがチラチラしているなぁと思ったら、一面黄色くなって、もう散り始めています。



写真にとらなかったのですが、シャガの花も咲いていました。
そして、カタクリが咲いて、枯れて、一番綺麗な状態を見逃しました。

もうちょっと、長く咲いていればいいのになぁ。
そして、もうちょっと、暑い日がくるのを先のばしにしてくれますように。

2012年4月26日木曜日

展示初日


初日。

朝一番で大きな大きなサプライズ。
旧友が遠方より来てくれました。20年・・ぶり?。
そして、旧友のお母さん・旦那さんも・・。
一気に小・中学生の私に意識が戻ってしまいました。
大学時代の友人も遠方から、そして金沢の友人・知人、凛凛さんのお客様。
本当に心から、つたない作品を観て頂いてありがとうございます。

今日は、娘に在廊を頼みました。
朝から、着物を着て、娘に着物を着せて、バタバタ、あせり・・。
カメラを持って行くのを忘れてしまい映像がありません。
忘れ物ないか何度も確かめたのに・・・。

この非日常、あと4日楽しませていただきます。

2012年4月25日水曜日

展示の搬入

今日は、搬入日でした。
朝から友人たちが手伝ってくれて、本当に感謝。

今日は会場の写真を少しアップします。


階段をあがると・・・


 ギャラリー 1


 ギャラリー 2


和室

それにしても、暑い1日でした。

2012年4月22日日曜日

ミニチュア着物

1週間ぐらいブログをお休みするつもりが、10日以上空いてしまいました。
26日(木)から展示が始まります。


先週、ミニチュア着物が仕立て上がってきました。

展示では、人形に別の着物を着せるので、着姿がどうなるか、パネルで紹介しようと、写真を撮りました。








畳の部屋は、展示会場の「凛凛」さんのギャラリーです。
自然光が優しいですね。
上の2枚の着物は、衣桁に掛けて展示します。


そして、下の2枚は当日人形に着せる予定です。






とっても素敵な衣桁です。
コンセントがなければ、写真だけでは、小さいサイズってわからないかも・・・。
さて、着姿はどんなになるでしょう。

2012年4月9日月曜日

花のつぼみ

先週の強風の日から、娘の友人が東京から来ていました。
強風・雨・みぞれ・雪・そして時々思い出したように晴れ。
北陸のお天気を満喫されたんじゃないかしら・・・。(1週間遅ければよかったのですが・・・)

今日になって、犀川の桜が少し花開き始めたようです。
夕刊によると、兼六園では、13日ごろから咲き始め、20日ごろ満開とか・・。
例年よりも1週間以上遅い開花です。

この荒れた天気の中で、新芽が一斉に出てきています。


ユキヤナギの花

うすピンクのユキヤナギのつぼみをいっぱいつけています。
白い花がチラホラ咲き始めました。
1cmぐらいの小さな花です。

 アケビのつぼみ

アケビも小さな小さなつぼみをつけていました。
葉もまだ開いていません。


 カタクリのつぼみ

カタクリは、いつも5月の連休ぐらいに花を咲かせていたように思います。



 チゴユリの新芽

丸いハート型はリュウキンカの葉。
リュウキンカに混じって、シュンと縦に伸びいてる新芽がチゴユリ。
まだ5cmにも満たない小さな葉です。



 射干(シャガ)


あやめの新芽

花が開いたら、写真を載せますね。


ここ1~2週間、あれもやって、これもやって・・・。と、あせる気持ちばかりで、結局何もできずにいます。
気分転換もうまくできず、無為な時間にイライラ。

今週はちょっとブログをお休みして、来週ぐらいから、展示の進行状況をお伝えできたらなぁと思っています。




2012年4月5日木曜日

さくらのロールケーキ

季節限定、桜のロールケーキをいただきました。


上面に、桜の花と葉の塩漬けがついていて、クリームの中には、さくらもちに果物。
味はもちろん美味しいのですが、見た目がお洒落。
しあわせ・・・。




表と裏と(どっちが表かわかりませんが・・)


最近なかなか着物売れないので、購入しやすい価格の友禅小物作りに、皆頭を抱えています。

今日は、試験で染めたハギレを使って、がま口タイプの小銭入れを作ってみました。
20cmぐらいの生地があれば、形を作って縫って、口金をつけて、できあがり。
生地を染めることを思えば、簡単なのですが・・・・。
口金をつけるのに慣れていなくて、生地にボンドがついたり、なんとなく変なしわがよったり・・・。
だいたい10cmぐらいで大きながま口ではないのですが、これって可愛い?欲しい?使いたい?
安いプリント柄と変わらないんじゃないかなぁ?
自分で作りながら、???

何か大きな物を作りたい。
そんなちょっと不満な一日でした。






2012年4月4日水曜日

春の嵐 と 春の芽吹き

昨日は春の嵐になりました。

玄関を開けると、まるで誰かさんの贈り物かと間違うぐらいに綺麗に置かれたプラスチックハンガーと緑の洗濯バサミが、並んでいました。
壁がはがれたらしい10cmぐらいのかたまり。
すごい風でした。
隣から飛んできたのかなぁ。

夕方、ドアを閉めた時、ドアノブが取れてしまい、ねじや部品がどこに落ちたかみつかりません。
ひどい風の中、なんとか直らないかと、息子と二人で四苦八苦。
そのうち、ドアが開かなくなって、裏口から出入りすることに。
夜遅く帰ってきた相方が、すぐに応急措置で直してくれて、一安心しました。
しかし、私も息子も無能だなぁ。

風は強いけれど、気温が上がって、一気に庭が芽吹きはじめています。


春蘭の花が咲きました

地味ですねぇ。でも、蘭の中では楚々としていて大好き。



リュウキンカも咲きました

朝早く、日が差さないうちは、花を閉じています。
花びらの裏側は黄緑色で、閉じた状態やつぼみの状態も趣きがあります。
花びらはビカッと光沢あり。


 

レンギョウがふくらみ始めました


二輪草(にりんそう)の葉


 イカリソウ

左・・・緑の新芽が、去年の葉の間から顔を覗かせています。
右・・・赤い矢印の先が出はじめの新芽。
白い毛が生えていて、くるんと丸まっています。
これが伸びて、緑のハートの葉が3枚出てきます。
紫の矢印は、去年の葉。




一人静(ひとりしずか)

赤い矢印の先が一人静の新芽。
二人静(ふたりしずか)の新芽はこれとそっくりですが、葉も花も違います。
一人静が枯れ始めた頃、二人静の花が開きはじめます。


皆、もうすぐ。そして、ほんのひととき。




2012年4月2日月曜日

4月の柄・モチーフ その2

牡丹(ぼたん)
4月~5月

中国原産。日本へは、奈良時代渡来。
「獅子に牡丹」
 (他の取り合わせ  「梅に鶯」「紅葉に鹿」)

別名  名取草(なとりぐさ)・二十日草(はつかぐさ)・深見草(ふかみぐさ)
花言葉  「大者の風格・風格あるふるまい」


苺(いちご)
4月~5月上旬
江戸時代に初めて伝わる。
大正時代に帯や着物に柄として大胆に取り入れられる。


雛罌粟(ひなげし)
4月中旬~5月中旬 雛芥子とも書く


ヨーロッパ原産で、江戸時代に伝わる。
別名
「ポピー」
1 ヒナゲシ(ヨーロッパ産)
2 鬼ゲシ(地中海産 オリエンタルポピー) 濃い赤い色
3 アイスランドポピー 黄・橙・白

スペイン「アマポーラ」
フランス「コクリコ」

「虞美人草」(ぐびじんそう) 中国絶世の美女にたとえた
項羽と劉邦の最後の戦いで、項羽の妃 虞も自刃したが、その墓にヒナゲシの花が咲いたことから・・

花言葉 「慰め・いたわり・陽気で優しい思いやり」


躑躅(つつじ)
4月

万葉集にも詠まれる
英語で「アザレア」
花言葉  「努力・訓練」


今日はお天気もよく暖かい一日でした。
兼六園の梅も綺麗に咲いているとか・・・。
スケッチに行った友人からメールが来ていました。
お天気が続けばいいのですが、明日からまた雨。今週は雨マーク・曇りマークが続いています。

2012年4月1日日曜日

4月の柄・モチーフ  その1

4月になりました。
1ヶ月が早くて早くて・・・。

「おでかけ歳時記」 秋月洋子  から、
4月の模様を2日に分けて抜書きします。

桜の花びら 橘 都忘れ 桜草 藤
牡丹 苺 雛罌粟(ひなげし) 躑躅(つつじ) 蜜蜂 チューリップ クローバー




写実的な桜の目安

枝垂れ桜(しだれざくら)  3月早々~3月中旬
ふつうの桜(ソメイヨシノなど)  つぼみが描かれた物は3月~3月中旬
  満開なら、中旬~満開直前まで
散る桜  花びらだけの柄は4月中旬まで
山桜・八重桜  少し遅め 4月中旬まで

抽象的にアレンジされたものなら、「日本の国花」なので、一年中着用OK




4月~5月上旬
かぐわしい花の香、金色の果実、常緑の葉
古来より神聖な樹木とされ、家紋などに多く使われる。(左)
晩春から初夏にかけてのモチーフ


都忘れ
4月中旬~5月
鎌倉時代、政変に破れ佐渡に流された順徳上皇が詠んだ歌にちなむ
「いかにして 契りおきけむ 白菊を 都忘れと 名づくるも憂し」 
現代の都忘れは、江戸時代に改良されたもので、紫のイメージ。


桜草
3月下旬~4月下旬





4月



長寿で繁殖力が強く、「枕草子」では、「あてなる(高貴な)もの」とたたえられた。
下・・・藤の家紋の一部
左・・上り藤